スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

祭壇破壊作戦

話題:今日見た夢
よく眠れたはずなのに、なぜにこうも生々しい描写の夢を見るんだろうか…。脳内設定と夢がドッキングしたせいか?


東京上空に出現した不気味な空間は僅かな変化が起きていた。
本部に戻った3人はその空間を司令室から見ている。そこには御堂もいた。

空間の監視をしていた翳珠(えいじゅ)のメンバーから通信が入る。
「上空に異変あり。怪人らしき物体が複数落下しています」
「了解」小田原司令は本部の指揮権を宇崎に譲る。元に戻った形。
「晴斗と鼎。お前らしばらく戦闘してないから暴れてこいよ。御堂も行ってこい!」

晴斗は勢いよく出たが、鼎は御堂にあるものを渡した。
「鼎、これは…?」
「柚希からお前にだそうだ。お守りにして欲しいって」
御堂は袋を開ける。ドッグタグが付いた金属製のペンダント。ペンダントトップは柚希が製作したらしい。
「あいつ、器用だな…」
御堂はふふっと笑うとそのペンダントを着けた。
「いっちょ大暴れしますか!」
「そうだな」
2人も本部を出る。


宇崎は3人が任務に行っている間にゼノクの西澤に連絡していた。臨時隊員について。
「西澤、派遣する臨時隊員についてなんだが…最低限の人数でいいんじゃないかと思ってる。蔦沼長官もその方向なんだろ?」
「確かに長官はそんなことを言ってましたが…。つまり深海と烏丸だけと!?」
「烏丸には戦闘用のスーツを支給して欲しい。今日中には用意出来るだろ?在庫があるのは知ってるぞ」

宇崎司令は特殊仕様のスーツの在庫状況までわかっているのかよ…。ただ者じゃない。
「深海はあの瞳に隠された能力が役に立つと思ってんだ。烏丸は裏方専門だが、潜入任務は手慣れてるからね〜」
「司令、何をさせるつもりですか?」
「…翳珠の監視カメラの映像を見ているが、長坂の潜伏先の廃ビルの地下…ここ数日誰もいない。長坂は別の場所にいると見ている」
「ビルに侵入させる気ですか!?」
「そうだよ。侵入させる」


ゼノクでは深海と烏丸に臨時隊員としての出動要請が出た。2人は出動に向けて用意している。
2人がゼノクを出るのは明日。ビルへ侵入するのは夜中になる。

仕事を終えた受付の白浜は隣の部屋の烏丸を訪ねた。

「涼風、入っていい?」
「鍵開けといたよ。入ったら閉めてね」
部屋に入った白浜は見たことのない黒いスーツを着た烏丸を見た。普段着ているスーツとは明らかに違う。


見た目は黒い全身タイツだが、ボディラインは出ているが少し生地が厚いようにも見える。マスクの目元には視界がマシになるように、目の形に合わせた楕円形の黒いレンズが付いている。目があるだけで印象が違う。
スーツのボディは装備がしやすいようになっていた。足元は地下足袋みたいな感じでそのまま外に出られる仕様。見た目がどことなく忍者っぽい。

「涼風、そのスーツ…」
「戦闘用のスーツ、着てみたんだ。これ、明日の任務に使うからね。パッと見わからないけど、スーツのボディにはプロテクターがあるよ。わかりにくけど」

だから体の生地が少し厚いのか。頭・腕・脚はそのままなだけに、胸周辺が頑丈に作られてるとわかる。


「黒いスーツが新鮮すぎるよ」
「黒なんて滅多に着ないけど、任務だからね」
涼風はスーツを着たまま体を動かしていた。
「それ、動きやすい?」
「プロテクターが生地と一体化してるから普段着てるスーツと代わりないな。視界もいいし」
「見た目はかなり怪しいけどね…」


翌日、深海と烏丸は本部に合流した。深海は戦闘、烏丸は裏方で。

この時の烏丸はまだ素顔を見せていたが、大きめのバッグの中にはあのスーツがいくつか入っている。職業病がまた出てる。戦闘用のスーツもある。
「涼風って裏方専門で功績上げてるじゃんか。なんで臨時なの?」
彩音の問いに烏丸はたじろいだ。
「色々あるから…だからゼノクに…」
この時の烏丸はクリーム色のスーツに制服となっている。彩音とは顔見知りだが、どうも本部の人とは慣れない。
人見知りなのは変わらないなぁ…。


監視カメラの映像を確認する。あのビルには人がいない。長坂はどこに消えたんだ?
モノリスに傷をつけることは不可能だが、祭壇だけならどうだろうか?

ゼノクでは蔦沼長官が意識を取り戻した。
「長官…!良かった…」


その日の深夜。烏丸は重大な任務を遂行することになる。テロリストを演じろと司令から命を受けた。


ビルに向かう車内では運転席には黒ずくめの空操と、後部座席には黒い戦闘用スーツに黒いフード付きの羽織りものを着た烏丸が乗っている。
窓にはスモーク。テロリストを演じるためにわざわざ組織がそれっぽい車を用意した。

空操はビルの横に車を止め、烏丸を降ろした。まだ烏丸は羽織りものを着ている。
ビルの中に入るなり、烏丸は羽織りものを脱ぎスーツ姿になった。通信で空操とやり取りをしている。テロリストを演じているため、互いのことを違う名前で呼んでいる。コードネーム的な。


烏丸は地下へと潜入。ここから先は烏丸の能力がいかんなく発揮されることとなる。
「ネロ。地下は迷宮みたいになっている。罠もあるから気をつけろよ!刺客もいるかもしれない。例の部屋まで目印がある」空操は話し方まで変わっていた。空操はサングラスまでかけている。
「了解。スウェイ、そっちはずっと見張ってて」
ここでのネロ=烏丸、スウェイ=空操。

烏丸は長坂が作り出した地下迷宮の罠をあっさり見破り、突破しながら例の部屋を目指した。
本当に人の気配がない。あるのは怪人の気配のみ。刺客、来るか?

突如、雑魚怪人が複数出現した。怪人は人の言葉が話せるものが1体いた。
「シンニュウシャだ…。こいつ、女か?」
怪人の1体が烏丸の体をまじまじと見ている。スーツ故に体のラインが見えるのは仕方ない。烏丸は極力装備を使いたくないので、肉弾戦で雑魚を全員倒した。


「ネロ、大丈夫か!?」
「刺客が4体出現した。全て倒した」
「そのまま部屋へ行け」
「了解」
烏丸は祭壇のある部屋へとたどり着く。


部屋に入った瞬間、嫌な予感がした。この部屋は罠だらけだ。
部屋の奥に祭壇とモノリスを確認した烏丸は、祭壇に着くために多数の罠を掻い潜ることになる。


この部屋は天井が高い。天井付近には掴まれるような箇所がいくつかある。有利だ。
烏丸はダッシュで祭壇へと向かった。罠が発動。烏丸は高くジャンプすると壁の上に着地、そこから手首に装備していたワイヤーを天井の鉄骨に絡ませて距離を縮める。
床に着地した瞬間、別の罠が発動。烏丸は素早い身のこなしで罠を全て回避。手にはいつの間にかナイフを持っている。

烏丸はその罠の弱点を見抜いていた。ナイフ1本だけで罠の発動を阻止。
だがまだ祭壇までは距離がある。部屋は広い。


空操は端末のモニターで烏丸の様子を見ながら通信をする。
「ネロ、祭壇近くは気をつけて!」
「わかってる!」
烏丸は祭壇との距離をジリジリと縮めていた。別の罠が作動。今度は天井からだった。これには烏丸も不意を突かれた。
「避けろー!!」
間一髪、烏丸は天井の罠を回避していた。烏丸は体力をじわじわと消耗していたが、まだ行けると思った。

やがて祭壇の前に到着。烏丸は手榴弾を手にするとピンを抜いた。そして祭壇に投げた。爆発音がする。
烏丸は祭壇の様子を見た。

手榴弾程度では壊れないらしい。ならば。
「スウェイ。手榴弾では祭壇は破壊不可能だ。地下にダイナマイト、仕掛けてあるよね?」
「部屋ごと破壊する気か!?」
「そうするしかないでしょう。祭壇を破壊するには」
「お前は脱出出来るのか?」
「大丈夫」
空操は緊張しながらスイッチを入れた。ダイナマイトは翳珠が仕掛けたもの。
烏丸は急いで部屋を脱出する。いくつか罠を停止させたがまだ罠は生きている。ギリギリの状況で烏丸は地下を脱出した。

爆破まで残り1分となっていた。
「ネロ!早くビルから出ろ!!」
「わかってるって!!」
烏丸は地上に出ると脱いだ羽織りものを着るなり、急いで車へと乗りこんだ。
車内での烏丸はゼイゼイ言いながら後部座席に横になっている。
やがてビルは爆破された。

空操と烏丸を乗せた車はギリギリ爆破から回避出来た。
空操は任務を遂行した烏丸に声を掛ける。
「烏丸さん、すごいですよ。まるで忍者じゃないですか。何あの動き」
「潜入任務だけは得意だから…。戦闘用スーツを着たの、久しぶりだよ…」
「そのスーツを着ると人、変わりますよね…」
「私もわからないんだ。任務になると人が変わるみたいでさ」
空操と烏丸を乗せた車は本部へと戻った。


烏丸の成果はかなりのものだった。
単独での侵入で、あの爆破で祭壇は木っ端微塵に破壊され、モノリスにも僅かながらに傷がついていた。
本部に帰還した烏丸は戦闘用スーツのまま話を聞いている。

「烏丸、お前やるじゃないか!!打撃を与えられたぞ!!お前は怪我しなかったのか!?」
「このスーツのプロテクターのおかげで助かりましたよ。あとこのスーツ、滅多に破れないんですね。さすがは戦闘用」
「烏丸ってそのスーツ着たの久しぶりなんだって?」

「2、3年ぶりかな…。本部に関係ない別の任務でも着てましたから」
「これからはコードネーム『ネロ』で動いてもらおうか、烏丸は。その姿になると人が変わるって空操から聞いたからな」
「空操さんだって話し方が変わってましたけど…」
「『スウェイとネロ』は警察に既に話をつけたから、お前らは任務を堂々と出来るぞ」


本部の仮宿泊部屋に烏丸がいる。隣の部屋は深海。
烏丸は戦闘用スーツを脱ぐ前に全身用の鏡を見た。
自分の姿とはあまりにもかけ離れている。
黒い戦闘用スーツの時は「ネロ」として活動せよ…か…。

烏丸はスーツを脱いだ。スーツの中はスポーツウェアを着ている。戦闘用なだけに暑くなりやすい。しかも黒いために状況によっては不利になる。
戦闘用スーツは予備も貰っていた。


深海は司令の指示通りにあることをしている。目隠しの片目だけを出してどこか一点を見ている。かなり集中しているようだ。
「見えてきた…」
深海は呟く。あの空間の中には何があるのか…。この眼でそれが見えるか?
ぼんやりと何かが見えたような気がした。あれは…怪人か?それもかなり強い。

しばらく集中した後、深海はものすごい疲労感に襲われた。この能力、1度使うと回復するまでに少し時間がかかる。他にも能力はあるらしいが…。
あの空間の中のことは明日、報告しよう。明らかにマズイ方向に向かっている。



臨時隊員のこの2人、本部にいた方が良くね?…ってくらいにスペックが高い。


烏丸は戦闘用スーツを着ると人格が変わる。人見知りじゃなかったのかよ。

空操もキャラが変わるタイプってか、型からハマるタイプでキャラが変わる的なやつか?
空操と烏丸の組織が作った偽テロリスト、長坂撃破まで出てきそう…。コードネームはスウェイとネロ。


烏丸のコードネーム「ネロ」は烏丸本人は意外と気に入っている。ネロはあの黒いスーツ姿ってのもあるが…。


スーツはパッと見女性用には見えないが、よく見ると女だよーっていう。体のラインや声で判別される的なやつか。
戦闘用スーツは男性用もある。こっちはかっちりした印象。

烏丸の身体能力的に、戦闘服よりも戦闘用スーツの方が動きやすいらしい…。
ゼノクでもそうだがほとんど素顔を見せない人物故に、逆に任務では有利っていう…。


謎の空間をどうこうするには、モノリスのどれか1つを破壊しなければならないっぽい…。
ゼノクで烏丸が受けた簡単な任務はそのための作戦。


臨時隊員がメインになるとは思わなかったわ…。
夢に出てきたアクション描写は忍者&怪盗みたいな感じ。装備は物騒ですが。

ワイヤーで移動したり、素早い身のこなしで飛び道具を避けてるあたり、忍者かな?…って。


スウェイとネロの2人は組織が既に警察に話をつけているので、堂々と任務出来る。世間からしたら謎の怪盗出現みたいな認識。あの黒いスーツの人誰だ?って。

2人は長坂撃破のために動いてるだけだが…。

無題

話題:おはようございます。
昨日の拍手5個ありがとうございます。今朝はちょっと寒いですが晴れています。昨日よりはそこそこ暖かくなるっぽい?


昨日、古畑仁三郎傑作選見てた。午後にやっているんだよね。今日も見るかも。
昔のドラマの安定感は異常。今見ても面白い。西村和彦との凸凹っぷりも今見ると面白いな〜。

昔、古畑仁三郎シリーズはこっちでは遅れ放送でやっていたんで、ちょいちょい見てた記憶ある。古畑は田村正和以外、認めない。
この人以外、考えられないだろうよ…。


役のイメージに合わないような俳優使って新シリーズを作るくらいなら、再放送の方がいいよ。


必殺仕事人も東山紀之になってから、くっそつまらなくなったよな…。時代劇の皮を被った、ジャニーズドラマじゃん。殺陣も東山以外なんか下手くさいし。
藤田まことのSPを再放送してくれ。


昨日はおかんがいたせいか、夕方のEテレが見にくかったわ…。途中までわっち!!を見てたよ。
今日の天テレ、リモコンゲームSPなのか。新作ゲーム、地味に難しいやつ来るんじゃないか…?大人がやっても新作はちょいムズだぞ、あれ。頭が堅いだけかもしれませんが…。

3D積み立てパズルはリモコン斜め持ちで最近は難なく出来るようにはなりましたが、目の錯覚がヤバいからな〜。


THE TIME,のシマエナガ一家梅雨バージョン、めちゃめちゃ可愛い。和む。

前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2022年06月 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
アーカイブ