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非常勤隊員

話題:今日見た夢
昨日よりはまあまあマシにはなりましたが、リアルすぎんのなんでだろ…。


なぜかゼノク職員にフォーカスされた内容だった。

調査は3日目に突入。本部の宇崎司令とゼノク研究室長・西澤は研究施設のとある部屋で何やら話をしている。蔦沼はリモートで会話に加わっている状態。
蔦沼長官はあれからずっと地下に籠っている。


宇崎に連絡が入った。本部にいた小田原司令からだった。
「宇崎、ニュースを見てみろ。東京上空に謎の空間が出現している。長坂はついに動き出したのかもしれん。今のところ空間に動きはない」
慌ててテレビをつけると中継で「東京上空に謎の空間出現!?」とテロップが出ている。映像は空を縦に割るような不気味な空間が出現していた。謎の空間の向こう側はよく見えない。

「非常勤隊員、出動させますか?」宇崎は小田原に聞く。
「もう少し、様子見してからだ。職員の一部は非常勤隊員だからな、下手に出動させるわけにはいかんだろ。あくまでもゼノクがメインなのだから、非常勤隊員が出動する時は稀だぞ」
「そうだね。じゃあその空間を監視してくれよ。怪人が出てきてもおかしくはないな」
「翳珠(えいじゅ)の奴らが既に監視をしているよ。翳珠は元々監視に特化しているからね」
「九条のやつ、相変わらず行動早いよな〜」


ゼノクの受付から入ってすぐのロビー兼共用スペースには多目的ホールや休憩所などがある。職員用の休憩所は分かれている。
調査で来た晴斗と鼎は、毎日のように受付の人を見るようになっていた。あっちもわかっているのか、会釈する。
組織の人間以外は滅多に来ない施設なので、受付と共用スペースは緩い雰囲気が。

雰囲気が全然違うのは施設内の病院と研究施設。入居者自体が少ないので学校と幼稚園は小さい。高校生は3人だけ。施設内の学校は病院の院内学校みたいな感じ。
小さな図書館とプールもあるのでゼノク敷地内は町みたいになってる。


この日の受付はちょっと違っていた。メイン受付の人はいるがサブ受付の人がいない。代わりに別の人が受付をやっている。
サブ受付の人って、確かスーツ姿の女性だったよな…。口紅風の印刷をしたのっぺりしたマスクをしてたからわかる。あのスーツの人。


サブ受付の人こと烏丸は今日は休みだった。仕事ではあの特有のスーツ姿だが、プライベートでは至って普通の格好。
ゼノクではほとんど素顔を見せないので素顔を知らない人も多い。

烏丸は非常勤隊員のひとりでもある。たまにゼノク職員は休日に本部絡みの簡単な任務を任されることがある。


晴斗はメイン受付の白浜にサブ受付の人のことを聞いた。
「あれ?もうひとりの受付の人、今日いないんですか?あのスーツ姿の女の人…烏丸さんだっけ」
「今日は休みですよ。公休です」
「だからサブの人が違う職員なんだ…」
晴斗はなぜか烏丸が気になっている。なぜかはわからない。
白浜は晴斗に聞いてみた。
「…気になることでも?」
「…いや、ゼノク職員の一部のあのスーツ姿、すごい気になってしまって…。烏丸さんって受付だから、視界に入るから前から引っ掛かってて」
「彼女は自らあの格好になってるからね。制服感覚で着てるって。休日に職業病であのスーツ姿のまま出かけてしまうこと、たまにあるみたいですよ。あの姿だと落ち着けるって」
「…素顔が気になるよ」


ゼノクを出ようとする人がいた。職員らしい。ショートヘアーの私服の活発そうな女性だ。受付の白浜に手を振っている。
「あの人が烏丸さんですよ」
「…えぇ!?イメージと全然違うよっ!」
「彼女、ああ見えて人見知りだから仕事ではスーツ姿なんですよ…。ゼノク限定であの姿なのね。私とはプライベートでは仲がいいんだけど」
晴斗は楽しそうにゼノクを出た烏丸を見届けた。


烏丸はとある場所へと向かっている。烏丸は休日だからと宇崎司令から簡単な任務を受けた。

烏丸の持つバッグは少し大きい。バッグの中にはゼルフェノアの制服一式となぜかあのスーツが入っていた。スーツは受付用のもの(マスクに口紅風の印刷があるタイプ)ではなく、のっぺりしたマスクで休日なせいか色は淡い桜色。お洒落したい的な?

どうやら職業病でスーツを間違って持ってきてしまった模様。ないと落ち着かない的な?
しかもウィッグまで入れている。烏丸はやっちまったーとなったが、時既に遅し。


やがてとある場所へと着いた烏丸は建物に入る前に車内で制服に着替え、建物に入り→与えられた簡単な任務を遂行。
小さな任務だが長坂打破には必要な任務。

やがて烏丸は建物から出てきた。任務は数分で終わったが、体の違和感が凄いある。あのスーツに依存してるのかもしれない…。
たまに簡単な任務遂行時にスーツを着たまますることがあるが、組織内なら変に見られないのでそこだけは安心してた。


烏丸の帰宅は早かった。
「烏丸さん、もう帰ってきたの!?早いね」
白浜は気になっていた。烏丸は遠慮がちにしてそそくさと職員用の居住区へと向かう。
何かあったのか?それとも単に人見知りが激しいだけか?

職員用の居住区は組織の宿泊スペースに隣接している。
烏丸は急いで部屋に入ると、手早く着替えてあのスーツ姿になっていた。淡い桜色のスーツは最近オーダーしたらしく、早く着たかったのもある。
完全に依存してるなぁ…このスーツに。職業病がひどい。

烏丸は時々部屋でもスーツ姿でいることがある。顔がないまっさらなマスク姿にも慣れてしまっているあたり、明らかにおかしいが施設が特殊故にどうしてもこんな感じになってしまう。


烏丸はそのスーツのオーダーメイドカタログを見ていた。カタログは分厚い。
色や生地など多数のバリエーションがある。冠婚葬祭用まである徹底ぶり。
このカタログはゼノク入居者でスーツ姿を選んだ者と、同じくスーツ姿を希望した職員に配布されている。


なぜかゼノク入居者と職員の一部、スーツ姿の人達は女性の比率が高い。しかも若い人ばかり。ゼノク自体は比較的若い人ばかりで年寄りがいないのが特徴。
ゼノクは老人ホームでも福祉施設でもないが、福祉施設寄りか?

病院では逆に男性が多いと聞く。おそらく怪人による後遺症が軽度が女性が圧倒的に多く、入院レベルかそれに近い重度は男性が多いから。なぜそうかはわからないので研究中。
研究施設の被験者も男性が多い。


仕事が終わったのか、白浜は烏丸の部屋に行った。ちなみに白浜の部屋は烏丸の隣。
「涼風、入っていい?」
「いいよ」

白浜はスーツ姿でくつろいでいる烏丸を見た。白浜も烏丸のプライベートのこの姿には慣れている。
「涼風、もしかしてそのスーツ新しいやつ?」
「そうだよ。オーダーしたものが最近来たんだ。これを早く着たくて帰ってきたの」
「可愛い色だね。桜色?」
「…うん。これ、受付でも着れるかなぁ…口紅風の印刷はなしにしたんだけども。あれ、一部の人には怖がられているから…。これからは口紅風の印刷なしにしようかなと思っているんだけど、どうだろう?」
「涼風のスーツってファッション感覚だよね。大丈夫じゃないかな。西澤室長に聞いてみなよ。怖がられてるなら、ない方がいいって」


研究施設のどこか。西澤は職員からの相談を受けていた。
「どしたの?西澤」
「いや…職員からちょっとした相談を受けてさ。受付からだったよ。『マスクの口紅風の印刷、一部の人に怖がられているからなしに出来ませんでしょうか?』って。烏丸から」

そういえば西澤はゼノク職員のトップでもあるんだった…。宇崎はあっけらかんとしている。
「いいんじゃない?入居者と同じようにすればあっちも安心でしょうよ」


次の日、受付にはあのふたりが並んでいたがサブ受付の烏丸に僅かに変化があった。


相変わらずのスーツ姿だが、マスクは何もない状態。のっぺらぼうのようなマスクに変わっていた。それとスーツの色も緩和されたのか、パステルカラーのものを着ている。

晴斗は受付に挨拶した。
「おはようございます。あれ、烏丸さん…でしたっけ?マスクが変わってる…なんか明るくなったように見えます。なんか可愛い」
「そ…そうですか?あの口紅風の印刷、なくしたんですよ。一部の人に怖がられていたから。子供にも泣かれたんで。これなら入居者と同じようになるから大丈夫かと」
「ゼノク職員も大変なんですね…」
「私みたいなスーツ着てる職員はわりと楽しんでるからどうかな…。私は人見知りなんで着ているようなもんです。これを着てると落ち着くの。だから仕事中はずっとこの姿なんです」

受付の横をスーツ姿の別の職員が通りすぎた。男性みたいだが、あんな人いたっけ?
「あのスーツ姿の人、職員ですか?」
「あの人は施設内の学校の先生ですよ。高校の。職員ですね」
ゼノクは先生まで一部はスーツ姿なのか…。研究施設と病院以外はどうやら本当に2割くらいはあの姿らしい。


晴斗は学校が気になった。施設内の学校はゼノクのメインの施設から少し離れている。幼稚園は学校の隣にある。こっちはグラウンドと遊具がある。
学校のグラウンドは建物の屋上。


「学校を見学したいんですか?やめた方がいいですよ…。幼稚園も一緒に見ることになってしまうから」

柚希はなぜか晴斗に冷たかった。柚希は日替りでスーツの色を変えている。今日は薄いベージュ。遠目に見ればのっぺらぼうにしか見えないマスク姿。ウィッグも着けている。
「学校はまだいいけど、幼稚園は…ちょっとキツイと思う…」
どういうことだ?

晴斗は柚希に案内され、施設内の学校と流れ的に幼稚園まで見学するハメになった。
学校はまだマシだったが、小中高とそれぞれ数人しかいない。
柚希みたいなスーツ姿の生徒もちらほらいる。重度の人はリモートで授業を受けてると聞いた。

流れで隣の幼稚園も見てしまう。晴斗は思わず目を背けた。
重度のクラスは異様だった。先生だけならまだしも、子供まで全員あのスーツ姿。

柚希曰く、子供用のスーツは脱ぎ着しやすい・3つに分かれている3ピースタイプ・薄手・息苦しくなりにくいが、見た目が可哀想すぎて…。マスクの口に穴というか、切り込みがあるのが子供用。

軽度のクラスはスーツ姿はちらほらとしかいない。


怪人の襲撃に親子連れは巻き込まれやすく、幼稚園はそこそこ子供がいた。
学校の生徒全体よりも若干人数が多い。

「あんな子供の姿、見ていられないよ…」晴斗は涙目になっている。心が抉られる。
「親御さんもあの姿の人が大半みたいなの…。まとめて怪人にやられているから…。だから親子連れはそのままゼノクに来る人が多いんだ」
「あの先生はなんともないんだよね?」
晴斗は重度のクラスにいたスーツ姿の女性を見て聞いた。カラフルなスーツを着ている。
「そうだよ…。ある先生の意思を継いであの姿なんだ。その先生は2年前に死んじゃったけどね…」
「死んだ?」
「重度の後遺症と戦いながら先生をやってたんだ。だからその先生が死んだ時、皆悲しんだよ。ゼノクでお別れの会までやったから」


一方、蔦沼は地下室で翳珠が監視するモニターを凝視していた。あの不気味な空間…10年前に見た。同じく東京上空で。



ゼノク職員=一部は非常勤隊員、いきなり出てきた。ゼノク職員の一部はこんな感じですよ〜的な。
地味に幼稚園の重度のクラスの描写がキツい…。可哀想すぎて。


配布されるスーツのオーダーメイドカタログにはフォーマル用もあるあたり、ゼノクはめちゃめちゃ細かい。だからカタログが分厚い。
冠婚葬祭にも対応してるんかいと。ゼノク施設内で過去に結婚式を挙げたカップルがいたらしく、それでカタログに冠婚葬祭用が加わったらしい…。間口広すぎだろ。


受付の烏丸みたいに職業病の人は一定数、いる。部屋ではスーツ姿の人はいる。ある種の依存かな…。
休日でもスーツ姿の職員はそこそこいる。うっかり施設外に外出もあるとかないとか。ゼノク近くの集落では訓練されてるので動じてない。あの人は職員だなーと。


東京上空に出現した謎空間は長坂が動きましたよのサイン。

無題


話題:おはようございます。
昨日の拍手11個ありがとうございます。今日は寒いです。昨日よりも気温が低いみたい。

昨夜、早めに寝たはずなのになかなか寝つけませんでした。まーた変な夢見るし…。
眠いよ…。天気悪いせいもありますが。雨が降りそうな、どんよりとした曇り空。


週間予報を見たらじめっとした天気が続く上に、寒い日もそこそこ続くみたいだねー。
低気圧のせいで、眠気との戦いになるじゃん…。


今朝のTHE TIME,シマエナガちゃん可愛すぎだよ〜。

今日って「恐怖の日」なんだね。知らなかった。シマエナガちゃん、安住を守るって言ってたけど、どうやって守るんだ…。


今朝の列島中継で五所川原市が出ていたな〜。新名アナだった。
あげたい発祥って五所川原なの、知らなかったよ。あげたいは食べたことあります。1、2回しかないが。


たいやきも美味しいですが、あげたいはドーナツっぽいんだよね。

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