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もはや手遅れ

話題:今日見た夢
所々変に生々しいというかさー。なんでそこが妙にリアルなの!?っていう。


3日前、九条達翳珠(えいじゅ)の戦闘メンバー3人は長坂がいる潜伏先の廃ビルへと突入、地下の超巨大モノリスと祭壇のある部屋にて長坂(人間態)と交戦。

九条の目的は長坂を倒すことではなく、祭壇の破壊及びモノリスを傷つけることだったが失敗に終わり→長坂に敗北。


3日後。鼎は2日休んだおかげで回復していた。結局暁家に2泊してしまったが。
本部では宇崎がゼノクの研究室長・西澤から連絡を受けた。ゼノクの研究棟にいた被験者(怪人による後遺症が重度の男性)が突如一部怪人化し、襲撃したという。
西澤達は被験者に強力な麻酔銃を打つことで被害を食い止めたが、これは一時しのぎに過ぎない。現在被験者は強力な麻酔で眠っているというが、再び襲撃の恐れがあるため拘束しているという。


「…西澤それ、いつ起きた?」
宇崎は慎重に聞く。
「3日前です」3日前…九条達が長坂と交戦した日だ。
「長坂の潜伏先にあるモノリスと関係してるのかもな…」
「え?」
「3日前、うちと協力している翳珠のメンバーが長坂と交戦してるんだ。場所はモノリスがある部屋だったと九条から聞いたよ」


宇崎は3日前の長坂との交戦中の映像を見た。祭壇と超巨大モノリスがある、薄暗くて広い部屋。

長坂は武器を使わず、手をかざすだけで戦っている。九条達はそれぞれ武器を使っているようだ。九条のやつ、あんな大斧で戦うのか…意外だな〜とか思ってる。
交戦中の映像、長坂が一斉攻撃した時にモノリスの紋様がぼんやりと光っていた。ゼノクで起きた怪人化事件の時間帯と被る。


「…というわけで急遽、お前らも連れてゼノクに行くことになった。ゼノクで被験者が一部怪人化し襲撃したからだ。同行するメンバーはこれから発表する」

「先生、質問がありま〜す」
「はい、晴斗くん」
「その被験者、今はどうなってるんですか?」
「ゼノクの研究室長・西澤によると暴走を止めるべく強力な麻酔銃を使い、眠らせた。再び襲撃の恐れがあるために仕方なしに彼を拘束、動けない状態にしてある」
「先生、質問で〜す」
「なんだよ。御堂」
「俺は呼び捨てか!そいつは怪人による後遺症が重度だって聞いたが、それとこれは関係してんのか?」
「…わからん!」

宇崎はきっぱり言うと、その後にゼノク行きに同行するメンバーを発表した。
「晴斗・御堂・空操。お前らがゼノクに俺と一緒に同行せい」

晴斗が申し訳なさそうに聞いた。
「その…ゼノクってどういう施設なんですか?」
「怪人による後遺症の研究及び、治療も兼ね備えた研究施設兼病院だよ。入所者は自ら来るから人数は少ないが、施設内には学校もある。院内学校みたいなもんだがな。施設の大半は研究施設だよ。居住区もあるぞ」
宇崎はゼノクのパンフレットを見せた。群馬県某所にある巨大施設。館内図を見ると確かに研究施設が大半を占めている。

「入所者ってどんな人がいるんだ?」御堂が聞く。
「怪人による後遺症で人前に出られないような人達だ。九条も一時期ここに入ってた。鼎もあと一歩後遺症が悪化してたらゼノク行きになっていた。鼎に一度打診したが見事にフラれたよ」
確かに鼎さんの性格的には無理だろな〜。ゼノクは比較的新しい施設らしいし、馴染めないだろう。


4人はゼノクがある群馬へと向かった。
本部では小田原司令が指揮してる。相変わらず怪人の出現頻度は高いまま。毎日のように出撃するような状況。


山あいの中に突如、近代的な巨大施設が姿を現した。
これが「ゼノク」か。3人はほへーっと見上げている。


宇崎は注意事項をつらつらと述べた。
「この施設の入所者の姿は異様に見えるかもしれないが、同じ人間だ。くれぐれも変な反応はしないように。彼らが傷つくからね。
今回の任務は研究棟だ。例の被験者がどんな状態なのかが気になるが…」
宇崎は対怪人用の鉈のような武器を持ってきていた。


施設内の共用スペースには人はまばらだが、入所者達がいた。
入所者の7割程が人前では肌を見せられない・素顔を出せない状況だという。御堂は白ずくめ姿の鼎とダブった。
なんなんだ…ここは…!?
晴斗と空操も白ずくめ姿の鼎とダブったらしい。
よく見ると肌全体を覆った「それ」の上からウィッグを着けてる女性もいる。見るからに暑そうだが、本人は人の姿を保ちたいことの現れらしい。

晴斗は共用スペースに女子高生らしき人を見た。制服姿だが、顔が…ない。あれはマスクか…。のっぺらぼうのようなまっさらなマスク。
後ろ姿だと全然わからない。よく見るとその女子高生らしき人は肌全体を覆った「それ」の上から制服を着、ウィッグを着けている。

晴斗はなぜかその人が気になった。
「室長、あの高校生…」
「彼女は施設内の学校に通っているんだ。ゼルフェノアの隊員になりたいって言ってた。彼女は軽度だからそのうちゼノクから出られるよ」
俺と同じくらいの年齢なのに…嘘だろ!?顔はわからないがなんとなくわかる。自分と同じくらいの年齢の人だと。


この施設内の異様な光景に、晴斗達3人は受け入れるまでに時間がかかった。
4人は組織の人しか入れないスペースで休憩していた。


「なんであんな格好させてるんだよ!?可哀想だろが!あんな…のっぺらぼうみたいなマスク姿でさ…」
御堂が珍しく感情的になっている。
「あれは被害に遭った彼らが自ら望んで来たんだ。人前に出られないならいっそゼノクに入ろうって。治療もあるが被験者になろうって。あの女子高生、彼女はああ見えてしっかりしているよ。日常生活が送れないのがネックだが」
だよなぁ…。あの姿じゃああまりにも制限がある。人前だけはあの姿っぽいけども。

「中にはあの姿に開き直ってるやつもいるけどね」
開き直ってる!?どういうこと!?
「そのうち会うと思うよ、この任務中にね。同じ施設内だからな。さーてこれから研究棟に行くよ。武器は持ったかー?」


4人は研究棟へと慎重に足を踏み入れた。


研究棟はゼノクの大半を占めている。ここでは怪人による人体への影響が主に研究されている。後遺症の研究も。そのためには怪人の被害に遭った被験者が必要なんだとか。
例の一部怪人化した被験者は研究棟の中でもひときわ頑丈な棟の奥深くに、厳重な警備のもと隔離されていた。

とある部屋の前に宇崎は立ち止まった。この隔離棟、なんだか気味悪い空気が流れてる。
部屋の扉には被験者の名前が記されていなかった。被験者Aとある。

宇崎はドアをノックした。反応がない。ゼノクの研究室長の西澤がドアを開ける。西澤はいつの間にか合流していた。
そこにはベッドに横たわる男性の姿があったが、姿が異様だった。
手足は動けないように拘束されていた。男の顔はまっさらなマスクでわからないがしきりに唸り声を上げている。男の体全体を黒い「それ」で覆われていた。
まるで黒い人影と対峙しているよう。
「彼は重度の後遺症に悩まされていた。だからこんな姿なんだよ。素顔なんて見せられない状態だからね」
「それで黒ずくめなんですか…」晴斗は複雑そうな反応をする。
西澤は慎重に被験者を確かめた。
「彼、まだ僅かに自我が残っているようですが…もう言葉を発することが出来ないでしょう」
「西澤、どういうことだ!?」
宇崎は慌てる。

「3日前の事件で一気に怪人化が進んでしまっている…。今はかろうじて人の姿を保っていますが、再び暴走したらもう…彼を倒すしかありません」
「それって殺すってことかよ…」御堂はむしゃくしゃしてる。
「最悪、そうなります。これ以上被害を広げるわけには行きませんから。それに彼はもう既に人間じゃなくなってます。体全体を保護するこのスーツのおかげで、かろうじて保っているようなものですから」


ゼノク特有のあの肌全体を覆う「それ」にはわけがあった。
特に重度の後遺症の人には効果的らしいが、軽度の人は単に素顔を見られたくない・肌を見せられないという理由で着ているパターンがほとんどらしい。


西澤は被験者の経過観察を随時するよと言った。
4人は微妙な面持ちで研究棟を後にした。

「ゼノクの『あれ』って意味があったのか」御堂は切り出した。
「入所時に白と黒の例のスーツが2つずつ支給されるシステムになっている。1週間様子見してからは好きな色や厚さのスーツをオーダーメイド出来るようになってるんだよ」
そういえばあの女子高生、薄いベージュのスーツを着ていた。肌色に近づけたかったのかなぁ。


研究棟から共用スペースに4人は戻ったが、ゼノクの入所者の見方が少しだけ変わっていた。
室長が言ってた「あの姿に開き直っている人」って誰!?3人は辺りをキョロキョロと探す。
よく見るとスペースの奥の方に全身ピンクの女性がいた。まさかあの人か…?

その人は宇崎を見つけるなり、こっちに来た。
淡いピンクの肌全体を覆う「それ」にメタリックピンクのウィッグ、フリフリの衣装を着ている。顔はわからないけど、ピンクが好きなのはわかる。
「し、室長…この人が例の人…?」
「そうだよ〜。ゼノクのアイドル的存在の『KONOHA』ちゃんだ」
「宇崎司令、お久しぶりです。この人達は隊員さんですか?」
「そうだよ」
意外と声は可愛い。顔がものすごく気になる…。3人はそう思った。
「あの、私ゼノク発のユーチューバーとして活動しています。治療の合間を縫ってですが。動画見てね☆お菓子作ってるよ☆」
まさかあの全身ピンク姿で活動してるのか!?色んな意味で危なくないか?スーツは薄手なようだから前は見えてるようだが…。
この子、年齢はわからないけど…めちゃめちゃポジティブだな…。
顔が見えないことを利用して活動してるっぽい。九条のようなタイプ。


4人は組織の人しか入れない、ゼノクの宿泊スペースへと案内された。案内人は西澤。
このスペースはゼノク職員や研究者が寝泊まりしているようだ。施設は病院も併設されているため、ゼノク職員のほとんどがここで寝泊まりしていることになる。

西澤は宇崎にちらっと耳打ちした。例の被験者は今のところは大丈夫らしい。
暴走だけはやめてくれよと願うしかない。


本部では任務を遂行して帰還した鼎が研究室にあった、ゼノクのパンフレットを見つけた。パンフを何気なく見る。
あの見学時の記憶が甦る。

よく見ると、入所者が着ているあの肌全体を覆うスーツについて小さく書かれていた。7割の人があの姿らしい。入所者の人数は少ないが。
「あれは体の保護の意味もあったのか…」

そういえば室長・晴斗・御堂・空操がいない。どこかへ出かけたんだろう。任務か?

小田原司令は鼎の疑問に答えてくれた。
「暁達はゼノクへ特殊任務へ向かった。施設の被験者が一部怪人化して襲撃したとかで。これには俺は介入出来ないから宇崎も行ったよ」



なぜかゼノク関連になると変に生々しい描写になるの、なんなの…。
研究棟の描写が地味にキツい。被験者を拘束とか麻酔銃で眠らせるとか物騒すぎんし。


ゼノクにおける、全身ピンク姿のアイドル的存在の子はなんとなくあった。
この子、何気に情報通かもしれん。あの姿に開き直っているだけにな。顔がわからないのが残念だが、たぶん素顔は可愛い系かと。年齢不詳です。

KONOHAは開き直ってはいるが、怪人の被害に遭っているだけに後遺症の治療は辛いみたい…。


あと女子高生も。彼女は極力元の姿に近づけたくて共用スペースでも制服にウィッグを着けているが、ちょっと暑そうなのがな…。
素顔は綺麗め系かもしれんが、本人は自信がない模様。

晴斗達からしたら、ゼノクの入所者とは動くマネキンと会話しているような感覚かもしれん…。
見た目が動くマネキンすぎるので。白ずくめ姿の鼎も動くマネキンそのものだっただけに。入所者の約3割の見た目は至って普通。

案外余裕だった


話題:ひとりごと
風呂掃除、ピタゴラまでに間に合ったよ。今日はおかんが仕事休んだんで、風呂は明るい時間帯に入るとのこと…。

午後だろな…。


何気に先月までのみんなのうたの「きみがいるから」「ごめんね」が今月から変わるのが…。
2ヶ月おきに変わるんだっけ。

「きみがいるから」、優しい歌だけども歌詞に納得です。歌詞の「無口な優しさ」ってそういう意味かよ〜的な。
自分の血管や内臓・骨とかにありがとうという曲。ほのぼのアニメに惑わされたけどね…。

BISHの「ごめんね」はアニメが良かったな〜。なんか意味深なアニメ。あのアニメ製作、誰なんだろ。表示されてなかったし。


また変に生々しい夢を見ました…。なんなんだよ…もう。

薄い虹が出てた


話題:おはようございます。
昨日の拍手3個ありがとうございます。今朝、薄い虹が出ているのを見ました。

風呂掃除午前中にせにゃならんので、ピタゴラ入るまでには終わらせよ…。

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