(ガチャバッターン)
「はいっ!てな訳で今回は俺達サイレントメビウスが何かと怪s(ドスッ)…謎多き我等が所長に突撃☆ドッキュン!!しちゃいに来ました〜!」
(わ〜ぱちぱち)
「5秒下さい、今ゴミ屑を処理しますから」
「姫菜、目マジ過ぎてお兄ちゃん怖いデス…」
「うん、まぁ話は聞いているよ。宜しく頼む」
「はいっ!!」(目を輝かせる)
「はいは〜い、前回から頂いた質問を軽〜くサラッと答えて貰いま〜す!
ではでは第一問!(デデン)
『所長様、ダンスはお得意ですか?』だって〜」
(所長とダンス…な、何という!!!)
「う〜ん、どちらかと言えば不得意かな?
鑑賞する方が好きだね」
「あんまり社交界とか良いもんじゃ無さそうだもんねぇ?
続いて第二問!(デデン)
『所長様、貴方が人に勧められる一番いい読み物は何でしょうか?』本も異常に有るしねぇ、此処」
「興味を惹かれた本を読む事をお勧めするね。
他人の勧めも良いけれど、論理抜きの単純なキッカケの方が良い本に当たる時が有るからさ…強いて言うならば私は哲学系等の本が良いね。
先人の言葉は為になるよ?」
「是非、読んでみます!」(キリッ)
「ん?そうかい?」(にこり)
「じゃ〜勢いに任せて第三問!(デデン)
『所長様、コレクターですか?
コレクターなら何を集めておりますか?』色々有るけどどうなんです〜?」
「収集家…と呼べるかは解らないが、本を集めるのには多少苦労してるかな?」
「廃墟で見付けたら回収しておきますね!」
「それは助かるな」(にこり)
「はいっ!!」
(あ〜。その拾い集めた本、絶対俺が持ち歩く羽目になるんだろうなぁ…)
「気を取り直して第四問!(デデン)
『所長様、忍者について一言どうぞ』…忍者って今時居るのかねぇ?」
「忍者とは忍ぶ者、諜報や暗殺を担う人の総称だからね、大きく言えば不識達も忍者になるんじゃ無いかな?」
「わぉ!じゃあ俺忍者でござったか!?にんにん!!」
「ウザイ」(シレッ)
「…くの一殿が辛辣だったの巻」(シクシク)
「一言言うならば『ご苦労様』かな?」
「うぇ〜、所長スルーとかひd」
「いえ、所長の元で働けるならばそれだけで恐悦至極です!!」
「はは、姫菜は仕事熱心だな」
「そ、そんな事は…」
「ん〜?姫菜ひょっとして照れてる〜?」
(へらっ)
「っ、早く次行く!!」
(ガッ!メギメギメギメギ…)
「いだだだだだだだっ!?
間接!間接は止めてぇぇぇぇ!!」
「早くする!!」
「ほげぇ、何で俺こんな役ばっか…第五問!(デデン)
『所長様、今幸せですか?』」
「幸せだよ?こうして皆と談笑も出来るし」
(しょ、所長が私との会話を楽しんで下さってる!!?)
「あ〜、でも、満足はしてないよねぇ〜?」
(にやり)
「…何だか棘の有る言い方だねぇ?
それは確かに、現状には満足は出来ないよ。
まだまだやりたい事は沢山有るからね」
「いやぁ、棘なんて無いよ。
俺も姫菜も貴方の役に立つのが嬉しいからね」
「……。それならコチラとしても嬉しい限りだ」
(にっこり)
「あ、ほら!まだ質問残ってる!!」
「んぇ〜?施設の設備とかは後でエゼル達にでもして貰えば良いじゃん、所長も忙しいんだしさ?」
「む…ぅ…、解った」
「あ、でも最後に!!」(ズビシッ)
「何だい?」
「好みの女性(または男性)のタイプか女性遍歴を教えt…」
「黙れこの変態!!!」(顔面グーパンチ炸裂)
(バターン!!!!)
「すいません、職務に御戻り下さい!
このゴミ屑は責任もって処分します!!」
「え、あ、うん?」
「しっ、失礼しました!!!」
(不識を引き擦りながら撤退)
(ガチャ……パタン)
「…不識は後で医療室に向かわせるべきかな?」