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ヴィン・ディーゼルなら仕方ない



トラックを狙う強盗グループを追うブライアン(ポール・ウォーカー)は、技術的に強盗グループが潜んでいると思われるストリート・カーレースの世界に潜入捜査していた。その過程でカリスマ的存在のドミニク(ヴィン・ディーゼル)に近付く。ドミニクは犯人じゃないと踏むブライアンだが―…。
スピードの限界に挑む男たちを描いたカーアクション。


前にも観たことあるんですが、たまたまそういう流れになったのでまた観ました。派手だし頭を使う映画でもないので、みんなで観るにはちょうどいいね。
ストーリーはまぁオマケで、メインはスピーディーなカーアクションです。私はストリート・カーレース自体には否定的だけど、この映画はハラハラさせられておもしろかった。

作中、ドミニクがストリート・カーレースに情熱を傾ける理由が語られますが、だからって彼のやったことにもやってることにも賛成できないね。気持ちはわかるけど、社会的にも法的にも許されることじゃない。彼の置かれた状況は仕方がないね。
スポーツの世界に生きてる人は、きっと誰でも事故を覚悟してるはず。彼がそうだったなら、家族も受け入れてほしい。それは大変なことだろうけど、その後の人生を考えれば努力する価値はあった。「肩に小鳥を飼って生きろ」。モリー先生のような人が傍にいれば、ドミニクの人生も変わっただろうね。

ただ、普通に見ればかっこよくない人生なんですけど、ヴィン・ディーゼルがやるとかっこ良く見えるから不思議。
ヴィン・ディーゼルってイケメンじゃないけどオーラがあるよね。それがドミニクの求心力のあるキャラとマッチしてかっこ良かったです。

他にもミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースターなど絵になる俳優揃い。ポール・ウォーカーも髪型はださかったけど美形でしたw
車が好きな人、アクションが好きな人なら、観ておいて損はないんじゃないかな。
ただ、頭を使う映画が好きな人には、物足りないだろうね。ただの映画じゃない映画はたくさんあるけど、この映画は“ただの映画”です。深い話を求めるなら別の映画を。



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系 統 キレイ目系
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