廃色九龍亭

騒がしい上に､煩わしい

それが､今の感想だった…


事は遡る羽目になるから割愛する

かい摘まんで言えば

｢電波の横領に遭った｣

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀと忙しない放送部員を横目に､俺はｽﾀｼﾞｵ内の椅子に足を組み座っている

酷く､面倒だ…

発信機がどうこう騒いでいる周囲を意図的に排出する

目の前の痕跡を探れば､2つの数式が残っていた

1つは覚えが有る

つい最近固体登録された､彼女の数値

もう1つは､登録外の数値

手始めに､ﾃﾞｰﾀの無い数式に意識を向けてみる

接触経歴は無い

学園にも登録は無い

｢…ｸｸｯ…｣

つまり､この学園は易々と部外者の侵入を許したらしい…

ｾｷｭﾘﾃｨの杜撰さが窺い知れるな

まぁ､彼女を介する事で要らぬ詮索を回避した…とも取れようか…

｢おや…?｣

統合､解析

この2人､あながち赤の他人では無いのかも知れないな

まぁ､それ以上詮索する程興味をそそられず､次の空へと飛翔させる…

暗い空

ｺﾚは謎､未知の象徴

次の空は｢何故電波の横領をしたのか?｣

ﾎﾜｲﾀﾞﾆｯﾄ､何故の繰り返し

さぁ､飛んでやろう…


論理の朱が､羽ばたきを始めた


放送を知り得た理由は?

無論､彼女の存在

ふわり､翼が空を舞う

何故､此処に辿り着いた?

一方は部外者､故に地理等詳しくは無い

恐らくは彼女に接触した際､案内という行動をさせたのだろう…

仮説の論理が闇を裂いて行く

では何故､2人は電波を横領したのか?

俺が知る限り､彼女はその行動を取る事は不自然さが有る

依って発案､実行したのはもう1人の存在だろう

彼女は諌めたかも知れないが､止める気は無かったのか抵抗は薄かった…

そして2人は電波を横領した

大分高く飛翔しただろうか?

残された黒は小さくなっている

鳴き声一つ､朱の体が旋回する

残る闇を､裂く為に…

学園生ではない彼女

何故そんな行動を犯したのか?

計画的では有り得ない

推論は告げる

つまりは偶発的

所以､出来心だった可能性が高いと言う事か…

そこまで行き着いた時に､部員の1人に声を掛けられた

視線で話を促す

｢あ､あのですね…一応犯人らしい人を見つけたらしいんですが…｣

歯切れが悪い

余程俺の視線に威圧されているのか､小さく息を飲むと視線を逸らした｢どうも､逃げた人も居るみたいで…｣

あ､勿論皆ではなく､1人は反省しているらしいんですが…

と慌てて取り繕う

｢あの…どうしますか?｣

ｵﾄﾞｵﾄﾞと問い掛ける声に俺は即答した

｢処罰も言及も必要無い､しかし､今後そうならない様対策だけは考慮しろ｣

｢は､はい!!｣

言葉を受け再び部員達は活動を続ける

俺は静かに席を立つとｽﾀｼﾞｵを後にした

夜の色は濃い

｢謎は謎のまま､それもまた一興…だろう?｣

ﾆﾔﾘと闇に笑うと暗い廊下に人影は消えて行った…

なんと言うか…

運営よ…もう少しﾌﾟﾚｲﾔｰのﾃﾝｼｮﾝ気にかけようか…;

頑張って18日のｽﾀﾝﾌﾟ貰ったぜ!!って喜んだら…

18日のｽﾀﾝﾌﾟは無効にします

だと…!?;

The 糠喜びorz

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あ､今手持ちｱﾚだから､もう少ししたら…


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ｵｲｨｨｨ…!!!;orz

今手持ち無いだけでｲﾚｲｻｰは要るんだよ!!;

なんだこりゃあぁぁ(叫)

虐めか畜生め!!!

ちょっと気分がげんなりしましたな

あ〜ぁ…;