バッドエンドルートでの施設組が見えたから調子乗って書いてたらいつも通りエラーに抹消されました←
全く、毎度毎度タイミング見計らい過ぎだろwww
悔しいので、箇条書きにしてでも残してやるさ!!
漣ルートエンド派生、斎の世界飛翔バッドエンドからの時軸より抜粋
廃墟内の草原地帯にて
激しい地鳴りと共に世界崩壊が進行
不安そうに立ち竦む一同を他所に、所長さんが上空に向けていた視線を皆に向ける
「閉幕だ。皆、残り時間は少ないが後は好きに生きると良い」
意味を掴み損なう一同
「しかし、責任は取らなければ……そう言えば、君には権利が有ったなぁ……」
視線の先には、表情を変えない女性が一人
「東條君、私を撃ちなさい」
「出来ません。笑えない冗談は結構です」
どよめく周囲など意識に入らぬ様に笑う
「冗談を言った覚えは無いよ?」
「出来ません」
「それは君の存在定義の為かな?」
優しい微笑みとは裏腹な言葉が紡がれる
「アリス、命令だ。殺せ」
必要最低限の記号が完成する
「了解しました」
銃声が鳴る、駆け寄る少女の治療魔法が虚しく輝き、震える医術士は崩れ落ちる
「生命反応の消失を確認。命令を完了しました」
抑揚に欠けた現実、瞬き一つ後に零れた疑問
「……何故ですか?」
弾け飛ぶ理性、憎悪に燃える少女は二度目の銃声に怒り狂う
飛び散る肉片、流れる水筋、震える身体
狂気に現れたのは狂喜に笑う死神
「どう、して?」
「僕がぁ〜……愛してあげますからぁぁ〜……」
その腕に抱えられたソレの中心部には、空洞
流れる鎌が首を上げる
「皆、此処から離れろ!!」
展開された世界、閉ざされる存在
怯えていた医術士は泣き濡れながら奮い立つ
「立って! もう、これ以上私の家族に死んで欲しく無いよ!!」
暗い世界に三つの影
「僕にぃ〜……勝てますかぁぁ〜……?」
「勝ち負けなんてどうでも良い。
僕は、僕が守りたいモノの為に戦うんだよ」
魔力の本流が世界を満たす
崩壊の歌が世界に響く
誰かが言った
「こんな筈じゃ無かったのに」
そして、一つの存在が
世界を見下ろしながら、飛び去った