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本日のネタ消化祭


現実とリンクしてカヲスったネタが降臨したので埋葬しとく(主旨)











「あ、漣。何してんの?」

「颯刃と勇音か。
いや、この扉の張り紙が読め無ぇんだよなぁ」

『開閑禁止』と張り紙には赤い文字で書かれている。


「あぁ〜……何か惜しいな」(苦笑)

「俺、国語得意だからいけるかも!」

「お〜、じゃあ颯刃頼む」


「ん〜……」

「いや、あれは読めないだろ?」
「だよなぁ」

「分かった!!」

「えっ!?」
「マジで?」

「これはね、きっと
『カイカンキンシ』だよ!!」(ドヤァ)

「ちょw」

「ぶっふぉ!! 流石颯刃www」

「えっ、何?俺間違って無いよね?」

「ひぃ……腹痛ぇw カイカンキンシしちゃうとか……ぶふっ!!」

「何?何で二人共笑ってんの?」

「笑って無いぞ?」(震え声)
「勇音、笑い耐えてるじゃん、それ」

「頑張れ颯刃」
「何を!?」

「俺には無理だっwww」

「颯刃、それただの誤植だから、開閑禁止ってそもそも意味わからないからな」

「……。もぉぉ〜!またぁ!?
また俺変な事言ってた訳!?」

「青少年には辛いwww」

「止めろよ漣〜、何か俺恥ずかしくなってきたじゃん!!」

「だっ、だって……ドヤ顔でそんなん……駄目だツボったwww」

「本当に止めて、前のshiftキーの時も大変だったんだから」

「月影さんなら仕方ないな」

「勇音、真顔で言ってあげないでよ」

「……何をしてるの?」

「あ、鳴狐」
「わぁぁ!何でも無いよ!?」

「……?」

「し、死ぬ……腹筋崩壊して死ぬwww」

「……漣?」

「あぁっと!! 何でも無い、ただちょっと笑いが収まらないだけだから」

『カイカンキンシだよ!!』
(赤兎、録音再生)

「ブッ!!」

「漣が追撃のダメージ喰らってるぞw」

「ちょぉぉぉぉ〜!?
何、今の誰?漣!?」

「ち、ちが……俺じゃ、な……」

「漣の方から鳴ってたぜ?」(シレッ)

「漣!!マジで消して今すぐ消して!?」

「だ、から……俺じゃ……www」

「……結局何なのかしら……?」
「ただのおふざけだから、気にしないで良いぞ」

「早く消さないと、鏡人呼ぶよ!?」

「ちょっ、彼奴呼ぶ意味が……関係無ぇしwww」

「良いの?マジで呼ぶよ?鏡人」

「…………何の話だ?」

「うぉぅ、本人降臨w」
「…………」


「ちょ、おま、空気読めwww」
「……?」


「鏡人、漣が俺をイジメるんだよ!」
「ちが、どっちかって〜と弄るw」

「…………(二人見比べて)
……漣……」


「いや、だから、俺じゃ無ぇって!?」

「嘘だ。散々笑った癖に!」

「だってアレは颯刃が……」

「……漣。ファイル一番上の動画……」
(ぼそっ)

「あぁぁぁあぁぁぁぁぁっ!?
止めろぉぉぉぉぉっ!!」

「えっ、何?」

「鳥肌立った……テメェそんなん思い出させんなきめぇ!!」

「……見たのか?」

「!? みっ見て無ぇ。けど、前の一件がなぁ?」

「……見たんだな……」

「だだだだってそんなモンまさか有るとか思わ無ぇし」

「…………」

「っつうか、そんなん保存してるド変態じゃ無ぇか!?」

「……俺は、見てないが?」

「……マジで……?」

「……マジ、だ……」

「…………」(顔面蒼白)

「…………」(ガン見)

「っ……テメェなんてガチな奴に酷ぇ目に遭って爆死しやがれちくしょおぉぉぉぉぉ!!」
(全力逃走)


「…………?」
「何か一方的に鏡人が勝ったな」

「鏡人、漣は一体……」
「……颯刃……」

「はっ、はいっ!?」

「……知らなくて良い事も、世の中には有る……悪いが後始末が必要みたいだ……逝って来る……」
(離脱)

「……鏡人を敵に回したくない」

「同感。俺達も行くか」
「えぇ」







そんな『開閑禁止』のネタでした


不思議な歌詞と支離滅裂な思考


目隠しして裁く、ユースティティア
「命より重いモノは無いの」
だから
命より存在は軽い
弁護士不在の法廷
白黒(モノクロ)の僕
投げ出された秤のせいで世界は罪に溢れかえる






音繰の歌って何かネガティブなんだよなぁ

『トワイライトアクター(夕暮れ俳優)』は
飛び降り自殺の歌

『レンズインザエンジェル(眼球の中の天使)』は
ストーカー殺人事件の歌

で、今回の裁判の歌


ネガティブな癖に別段不幸じゃない
言うならばメリーバッドエンド感←


唐突に歌い出して唐突に終わる
一瞬だけ高揚して沈む





我が家の奴等に真っ当な存在を求めてはいけないのかも知れない


朝の記事のせいで朔夜が何か悦に入ってるし、エゼルはドン引きしてるし


頭の中が毎日、狂い果ててる気がするよ……


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さようなら。または、初めましての君へ

薄明かりの空間、六辺の壁に囲まれた個室。

陰湿な雰囲気のその場所、古いベッドの上に腰掛けながら眺めるの特殊硝子越しの別世界に居る、君。

僅かな憂鬱さと苛立ちを孕みながら、君は手にした本に目を落としている。

沈黙の世界、右手首に鈍く光る腕輪を指先でなぞれば、細やかな装飾の起伏。

僕は金の髪の君に、口を開いた。


「そう言えばぁ〜、初めましてぇ〜でしたねぇぇ……ジェフティィ〜……」

「は?」


怪訝そうに、青い瞳が僕を射抜く。


「ご挨拶がぁぁ〜、まだだったのでぇ〜……
僕はぁ〜天都屋朔夜とぉ〜、言いますぅ〜」


さらり、伸びた髪を揺らして僕は会釈する。

彼は気持ち悪いモノを見る様に、手にしていた本を閉じて僕と向き合った。


「僕の事は分かるのかい?」

「はいぃ〜……ジェフティはジェフティですぅぅ〜」

「……O.K. 質問を変えよう。
君は、僕が何をしているか、理解している?」

「はいぃ〜。ジェフティはぁ〜、僕のぉぉ、監視及びぃ〜、観察をぉ〜……今はぁしていますぅ〜」

「I,see. 君は何故此処で監視されている?」

「それはぁ〜……僕がぁ〜、失敗作だからですぅ〜」

「この、立てている指は何本?」

「三本、ですねぇ〜」


彼は何度かの質問を繰り返し、手元のバインダーに留めた紙へとペンを走らせる。


「記憶障害、って訳じゃあ無さそうだけど、何なのさ?」

「はいぃ?」

「いや、はい? じゃ無くて。
さっきの挨拶の意図は? 急に言われても気持ち悪いんだけど?」


半眼の瞳は不快そうに問う。
何故、と言われてもしまっても、答えは簡単なのに。


「それはぁ、僕とぉ〜……ジェフティがぁぁ、初めましてたがらですよぉ〜……」


さも当たり前の様子で答えれば、溜息を吐かれた。


「僕達、何度も会ってるじゃないか。
って言うか、このやり取り前にも無かったかい?」

「そぉですねぇ〜……約五年位前にも有りましたぁ〜……」

「Ah〜……うん。そうだったね。
確かその時の理由は……」


「「体細胞のほぼ全てが生まれ変わったから」」


「……ですよぉ〜?」


同音異口。とはこの事で、綺麗に重なった言葉に彼は右の掌を額に当てた。

対する僕は前髪を揺らし小首を傾げて微笑む。
彼は記憶力が良いから、やはり忘れては居なかったらしい。


「本来ならばぁ〜……会う度に言うべきなのでしょうがぁ〜」

「いや、毎回自己紹介されても困るから」

「そうですかぁ〜……不思議ですよねぇぇ〜?」

「それが普通だよ」


普通。
彼の口から零れたその単語の意味を、僕は恐らく理解出来てはいない。


「同じ、なんて無いのにぃ〜」

「同じだよ」


それだけ言うと彼はウンザリとした様子で再び本のページを開き出す。


僕にとって世界は常に目まぐるしく変化している。
今、目の前で話す彼だって、次に会う時には別人なのだ。

世界は五分で、人間ならば約五年から七年で、時間で言うならば今この一瞬で、全て変わっている。

同一時間のタイムスライスには戻れない僕達は、変化する事から逃れられない。

死にたい死にたいと喚く人が世界には居るらしいが、僕にはそれが理解出来ない。

毎日毎日、貴方は死んでいるのに?
自分の意志で貴方を殺せるのに?

変化の中で摩耗していく全てにただ等しく、死は訪れる。

初めまして、さようなら。

僕にとっての世界は、死ぬ為の世界。
それは最大級の無償の博愛。


生き物は死から逃げたがり、目を逸らしたがる。
これほど優しく愛しい事象など無いだろうに、勿体無い。

見上げた天井、その向こう側の空の果て。

この、目に映る天体はかつてはどんな輝きで、未来にはどんな姿になるのだろうか?



僕達は、テセウスの舟、命の方舟だ。
作り替えられながら、日々死んでいる。

タイムスライス上の川の流れに浮かぶそれは同一性であり、全くの別物で、僕達の未知なる場所へと流れ着くのだろう。
その時、優しく抱擁するのだ。


初めて充たされ、初めて失い、初めて完全に最も近付く。

僕の初めてを、捧げるその時に胸が高鳴る。
処女の様に高潔な僕達は、その時初めて知るのだ。

どれ程欲望に負けて貪りまみれても、
僕達は、穢れてなど居なかった。
僕達は、余す事無く美しかった、と。


そっと瞼を閉じる。
ページを捲る音、呼吸、心臓の鼓動。

どの全ても新しく、僕は愛しいと感じていた……




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色褪せる事無い風景映画



何遍繰り返し視たとしても、それは何一つ残っちゃくれない物語。

群像劇と異世界の織り成す話は、
沢山の感情と選択の積み重ね。



解ってる?
解らないな。



僕にはそれを形容出来ない。
僕にしかそれは形容出来ない。



外側の世界では何一つ無力な物語。


僕はまだ、映画館の中で視ている。

世界の幕引き

エンディング選択の話
ネタバレ、でも昔に書いたから今の設定と違う所がある

まぁ、埋没させるのも癪だからね……










Case:01
廃墟の終焉/全員生還ルート
世界保全に成功、この廃墟化が無くなり、ガーディアンが消えた世界からの新しい始まり


Case:02
日常の呼び声/保全ルート
教団の教皇が開いたFFに突入する颯刃、教皇を倒し赤兎を介してスカイタワーへ誘われる
飛鷺と闘った後、サウンデステリオンの数列に「世界の存続」を願う
廃墟化進行は止まったものの、未だガーディアン達が巣くう世界で皆復興再生への道を歩み行く
…その先に有る戦犯通告と知覚者抹消への懸念を孕みながら…



Case:03
産まれ替わる日/変革ルート
サウンデステリオンの操作に成功し、廃墟も知覚者も無い、現代の様な世界になる



Case:04
代償と国と命/破滅ルート
世界は廃墟に呑まれるも、日本だけはその土地を留める事に成功。
しかし、楔を失った国は緩やかに荒廃の波に漂う


Case:05
慟哭と崩壊の音/破滅ルート
真実を知った彼が 誰もを拒絶したその時、デストラクションコードを起動させる

制止の術が無い皆は説得も虚しく、崩壊する世界で立ちすくむ


Case:06
旋律と反逆/変革ルート
世界中を敵に回しても、この世界そのものと闘う
例え、誰に蔑まれ、死んだとしても…


Case:07
証明と幸福/保全ルート
颯刃が単身サウンデステリオンと対峙
飛鷺と闘うも、夕陽の末路(ガーディアン化、颯刃により機能停止)を刃越しに知った飛鷺は渾身の力をサウンデステリオンに向けるも、届かない
刻限により世界移転を始める飛鷺は颯刃に力を宿し、夕陽と世界を託して消える

力を宿した颯刃、真名を楔に刃を突き立て選択者となる事を決める

サウンデステリオンの一部となった颯刃は皆に笑いかけた後肉体は目覚めぬ眠りへ…

精神体となり、廃墟化を停止させ、残された世界に生きる人の選択を静かに見守るのだった…


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