クリス・ジョンソン(ニコラス・ケイジ)はべガスのステージでショーを行うマジシャン。彼には生まれつき自分に関わる2分先の限定的な未来が見える。その能力は秘密にしていたが、あるときFBIに感付かれ、爆弾テロ対策に利用されそうになってしまう―…。
普通とちょっと違う普通のおじさんが頑張るサスペンス・アクション。


うーん、これはおもしろかった!
2分先の未来、しかも自分に関わることしか見られない主人公がどうやって国家の危機に立ち向かうのか?前情報だけではそこが気になっていたのですが、観てみると世界を救う話ではないんですね。まぁ、結果的には救うことになるんだろうけど。
ラストは予想外でした。観ている側のテンションを一気に落として幕を閉じるところなど、ケッチャム作品を彷彿とさせて好きです。そこまでが息をつかせぬ展開なので、最高潮の衝撃からすっとーん!と落とされるテンションが、逆に心地良いんです
でもあのラストを見た瞬間、この映画評価割れてるだろうなぁ、と思いました。

とりあえずAMAZONのレビューだけ目を通してみたのですが、予想通り全体の評価は低いですね。平均で☆2個。個人的には☆4あってもいいと思うんだけど、これはしょうがないね。
言われている通り展開は強引だし、ラストに納得いかない方もいるでしょう。クリスが何を救いたかったかを考えればこれでいいと思うんだけど、大抵の方がこの映画に望むだろうことを考えると、低い評価も頷けます。
ただ、ラストより前提条件が変わっていくことに不満を覚える方が多かったのは意外でした。「あるとき見たこともない遠い未来の君が見えた」って言ってたから、前提条件の変化は気にならなかったです。
むしろ「2分先が見えたからってあんなシビアに動けるかよ!」ってことの方がwww普通のおじさんがあんなに動けるわけないんだ!www

まぁ、そこも含めて楽しかったので良かったです。アクションもすごかった。ただ、ラストは人によって評価が分かれると思う。そんな映画です。
私はおすすめです!



話題:見た映画・オススメ映画