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Category:民明書房刊

スーパー小説大戦

12/10/17 20:55

話題:本の感想
屍者の帝国
伊藤計劃×円城塔著
以前にも言いましたが元々伊藤計劃(けいかく)氏の未完で終わった遺作を盟友の円城塔氏が引継ぎ完成させたSF大作。
円城塔氏の作品はこれはペンですぐらいしか読んでないけど(^^;;
それでも伊藤計劃らしさを壊さないように終始気を付けていたんだなって……つーか、伊藤計劃氏は本当亡くなったのか?実は病死ってのはウソで、こっそり書いていたとか(笑)
…と、そのぐらいオリジナルの作者とその作風を尊重しているのが伝わる作品ですね(^-^)
伊藤計劃氏と円城塔氏両作者の良さが上手く絡みあって読む前の期待値を涼しい顔して乗り越えされたのが本音かな。とは言え、後半ちょっとダレた気がするけど(苦笑)
ストーリーの大筋はディファレンス・エンジンを最大のオマージュとしつつ、フランケンシュタイン、ドラキュラ、ホームズ、007、風と共に去りぬ、地獄の黙示録っていろいろな物語のヒーローが登場するバンナムすら真似出来ない豪華設定(爆)

そんな物語は、フランケンシュタイン博士の死者を屍者(ししゃ)として蘇生する技術が生まれ、彼らを労働力に使うのが当たり前な19世紀末の英国。
ワトソン博士(まだ学生ですが)がドラキュラのヴァン・ヘルシング教授にスカウトされて英国諜報員になり記述係の屍者フライデーを連れてアフガニスタンの山奥に屍者の帝国を作ろうとしているアクセレイ・カラマーゾフとの接触を命じられる…ってのがあらすじ。

最初の屍者ザ・ワンと出会い、人間の屍者化の秘密を知り、人の体内のみに生息できる菌株が人間の意識の形成していると言うところに生と死・魂・意識など虐殺器官からずっとテーマに掲げてきた伊藤計劃作品全てのオマージュって言うか回帰して行くって言うのかな?(^^;;

エピローグを読む限りワトソンは伊藤計劃でありフライデーは円城塔なのかな?
逆も当てはまるけど(笑)


これを期に他の円城塔作品も読んで見るかしら?って宮部みゆき女史の大作ソロモンの偽証3冊を横目にしながら言ってみる(心不全)

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