今回はサルマ・ハエック出演の『54 フィフティ★フォー』、鑑賞です。


70年代後半、一世を風靡したディスコがあった。その名も“スタジオ54”。オーナーのスティーヴ・ルベル(マイク・マイヤーズ)は夢を永遠にすることを夢見、それを実現しようとしていた―…。
成功を夢見る若者たちの青春ドラマ。


結構おもしろかった。
成功のためになりふり構わなかったり、調子に乗って失敗をしたり、過ちを犯したり、愛を疑ったり―…。やっていること一つ一つを見ると、あまり褒められたものではないんだけど、若いときにはめを外さなくていつ外すの?とも思う。若いときはこれくらいでいいんじゃないかな。
序盤のどろどろっぷりからは想像できないけど、ラストは爽やかで感動しました。良かった。

サルマは歌手を目指すアニタ役。愛しているけど自由でいたい奔放な女性を演じています。
彼女の歌のワンシーンも、この映画でぐっと来るポイントの一つです。目を合わせて「あなたの愛で自由に羽ばたく」。そこまでの展開を見ていると、ここのグレッグ(ブレッキン・メイヤー)の表情っていうのは、見ているこっちまで嬉しくなってしまいますね。