「頼ってよ」
という言葉は魔法の言葉だ
あなたに頼られたい、だから寄りかかってきてよ、
という要求
その優しさに隠された、甘い言葉を差し出す本人さえも気付いていない支配欲がわたしを襲う
頼りたくない訳ではないよ
わたしなりに頼ってる
でもそれは端から見たら頼ってるうちには入らないのかも知れない
わたしは人に頼りすぎることを好まない
でも依存はする
健全な依存は心の支えとなり、
過度な依存は精神を蝕む
依存しすぎると後が怖い
だからあまり寄りかかりたくない
支配されるのは性に合わない
独りでも耐えられる
わたしは寂しい人間なのかも知れないな
ああ
あなたが見ているその夕焼け
それは本当にあなたが見ている色で燃え盛っているのでしょうか
何色に見えますか?
青?
黒?
それとも緑?
既存の概念に縛られるな
感じろ
目で見るな
ただ感じろ
そして
感じることの喜びと有り難みを受け止めろ