英語でお題
●I can't stand being alone for a long time.
(長い間独りなんて嫌)
「寂しい、悲しい、辛い、痛い、苦しい…誰か、誰か…」
うずくまってそう呟くと、耳元でぱきりと音が聞こえた。
顔を上げるとまた力を使ってしまったからなのか、自分の周りを氷の壁が覆っていた。
この壁がまわりと自分を遮断するのと同じように、自分の心の中にも同じ壁があるかと思うと苦しさが増した。
そうやって一人氷の中に引き籠っているから一人ぼっちになってしまったというのに。
(クロキア)
●I'll pick you up right now.
(今すぐ君を向かえに行くよ)
「アッツェリテルトを通してじゃなく、直接ヴェルディスに伝えないといけないな…」
気紛れな自分の元上司が、ヴェルディスの仕事っぷりを見たいと言ってきた。
どうにかして断ろうと思ったけれど、断るなら仕事場に勝手について行くと言われてしまい仕方なくOKを出してしまった。
が、今はアッツェリテルトに伝えてもらってでは間に合わない。
嫌がられるのがわかっているからこそ直接会いに行くのは避けてきていたけれども、今回は直接会わなければならないなと溜息を吐いた。
(死神上司)
●In a way,you'er right.
(ある意味、君は正しい)
「プリチリテル様、街で暴れてしまってはプリチリテル様のお好きなお店が無くなってしまいますよ」
我が主が、また人間の街で暴れてしまったらしい。
今回は人間が主に喧嘩を吹っ掛けてきたのだから仕方ないとは思うけれども、ド派手な炎魔法を使われては街を危険にさらしてしまっている。
そのたびに一緒にいる者が防護壁で建物を守らなくてはならないから、我が主といえども迷惑だと思ってしまわざるをえない。
けれども、魔族の王として私たちの一番上に立つ者としては、それでいいのかもしれない。
我が主はまだ考えてはいないだろうけど、いずれは人々に恐れられる魔王にならなければならないからだ。
(ナイトメア)
●She is not the naughty girl that she used to be.
(今の彼女は昔のような悪戯っ子じゃないわよ)
「アリアは昔と違うよ。今は、わたしと一緒にもーっと悪戯してるんだからっ!」
笑ってそう言いながら昔を思い出す。
昔から一緒に二人で悪戯をしていたけれども、やはり今ほどではなかった。
まだ昔の方がいい子だったのかな?と考えて、心の中だけで吹き出した。
いい子なわたし達なんて、らしくない!と思いそこで考えるのをやめて、次はどんな悪戯をしようか、誰に悪戯をしようかと考え始めた。
(ジュエル)
ありがとうございました。
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