タイトルなし


喜んでくれるといいな

タイトルなし


昨日、病院から帰ってきて親と新しい眼鏡を買いに行くまで時間があったから寝ることにしてさ
干した布団が縁側に纏めてあったからその上で寝ることにしたの


そういえば高校2年生?くらいのときに学校から帰ってきて習字行くまで時間があったから
和室の端に纏まってる布団になんとなく寝ころがったら、すごく気持ちよくて

その時僕は、
この世界は毎日何かに追い詰められて、こうやってゆっくりすることも許されないんだよな
って思ったの

秋頃だったからかな、丁度いい気温だったしそのまま寝ちゃってさ
なんだか僕の中でその寝てる間だけ時が止まったかのように感じたんだ

まぁ目覚めたら習字行く時間過ぎてて飛び起きて行ったけど(笑)
そうやって変わらない日常に戻っていったの


ってゆーのを、縁側で同じような気分で寝ながら思い出してさ
でもすぐ眼鏡買いに行く時間になったからお母さんに起こされちゃったの

だけどさ、今また起きたらあの時みたいにすぐ日常に溶かされてしまう
って思ったんだ

だから無理言って僕は行かないことにして
何時間だったかな、前よりもずっとたくさん寝たの

なんかすごく幸せだった

このままずっと目が覚めなければな、って願ってた



タイトルなし


もしもなんてどこにもなくて
きっと用意されてなんかいない

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