1ヶ月間自炊してみて必要だと思ったもの、そうでもないものについて書く。なんだかブログの趣旨とは合わないが、それよりも、一から調味料を買うときにネットでいろいろと調べた、自分も誰かのためになるように必要な調味料を書こう、と思ったから書く。あと、できることが増えると何でも書きたくなる。
ぐだぐだした説明よりも結果が大事な人だっているだろう。だから、結論。一人暮らしが自炊するのに必要なのは
・醤油
・みりん
・砂糖
・塩
・だしの素
・コンソメの素(顆粒)
・サラダ油
・片栗粉
の8つ。とりあえず、これだけあれば1ヶ月は持つ。料理をするのに“最低限”これだけ揃えて、そこから個人の趣向に応じて増やしてけばいい。“最低限”なのは、料理を楽しくおいしく食べるには他にもいるよって意味。具体的にいうと、カイワレはいる。絶対買うべき。カイワレが苦手ならネギでもいい。とにかく買え。ないと料理がおいしそうにできなくて、楽しくないから。そのうちに自炊するのに飽きてくるから。あとはゴマとかあるといかにも「料理です!」って顔の料理になる。なんとなく名前もない料理を作ったってことにはならない。
細かい話は上の調味料その他(最低限)と合わせて書いてく。最低限必要なのは上の8つ。他に、必須と推奨、その次がある。必須は金がないって場合以外は絶対いるもの。件のカイワレやゴマとかのこと。推奨はあった方がいい。金と場所に余裕があるなら買おう。その次というのは、まあ、いるんじゃないかな、うん。あったらいいよね。
<必須>
・醤油
濃口醤油のこと。どんな料理にも使う。逆に言えば、どんな料理も醤油味になる可能性がある。気をつけよう。作ってる最中に「どうせ、しみったれた味になるんだろうな」と思うと途端にやる気が失せる。だいたい自炊開始1週間ぐらいでの出来事。念のために書くなら、濃口、薄口は色の話であって、味じゃない。塩分は薄口の方が高い。
・みりん(本みりん)
この記事と同じ趣旨のサイト、ページでは推奨扱い、もしくは要らないとされる。
いや、要るから。
要るから、と書いたわりにはあまり役割を理解してないが、煮物とか料理につやを出すためのものだそうな。醤油とか味噌を割るためのものだと思っていたよ。たしかに、みりんを足すと、照り照りとした仕上がりになって面白いとは感じてた。買うべし。
・砂糖
特に書くことはない。砂糖入れが必要となる。
・塩
砂糖と同じく。ただし、金に余裕があるなら岩塩とかミネラルとかなんか、塩にはこだわったほうがいいと思われる。しかし、クッキングソルトでも十分だ。
・だしの素
何かと使う。
おかか用のかつお節を見栄を張って「だしの素」と書いたのは君と私だけの内緒だ。出汁をとるんじゃなくて、小さく崩してそのまま入れても何とかなるということだよ。
・コンソメの素(顆粒)
食卓をしみったれた味から解放してくれる。初めてコンソメスープを作ったときの美味しさといったら!余り物の野菜が立派なスープの具になる。マギーブイヨンとかチキンコンソメとかがあるが、普通のコンソメの素でいい。キューブタイプより小回りのきく顆粒タイプがおすすめ。
・サラダ油
醤油みたいな汁っ気のある味付けの炒め物をするときは油を引かないと焦げる。マーブルコーティングとかに惑わされちゃダメだ。T-Falを見たまえ。あの値段だ。所詮、引っ越し4点セットは油を引かねば焦げるのだよ。
健康志向でサラダ油ではなくオリーブオイルがいいというのなら構わないが、初めて自炊をするような年で何を恐れる?30を過ぎてから悩みたまえ。無いのは健康よりも金じゃないか。
・片栗粉
調味料ではないものの、要る。料理に混ぜるとモチモチする。あんかけにも使う。安いから買おう。
・カイワレ
料理の見た目と味を変える魔法の薬味。カイワレを乗せるだけで鳥の玉子炒めがピカタになる。親子丼にも最適◎。買ってきたら、根本ぐらいにまで水を入れてから冷蔵庫にしまうと長持ちする。大根おろしの辛味が苦手な人はネギでも足りる。
・ネギ
カイワレが苦手か、中華料理に使う。
・ゴマ
いりごまのこと。すりごまもあれば、なお良し。いちいち煎ったり、すったりしなくても市販品で足りる。足りなくなったらそのときだ。白か黒かは好みの問題だが、ゴマ和えやきんぴらを作るなら白の方が映える。ゴマがふってあるだけで料理っぽい。見た目は大事だ。
<推奨>
・味噌(+豆板醤)
味噌汁を作るなら出汁入りのマルコメ坊主、作らないなら赤だしを買おう。ただし、味噌炒めをするなら豆板醤が欲しい。辛いのが苦手でも、味噌だけだとどうしても味がぱっとしない。糀味噌は、味噌汁を作るときにちゃんと溶いてかすをとること。白みそはまろやかだと聞く。
・コショウ
何というわけではないが使う気がする。塩があるのにわざわざ塩こしょうを買うのも一つの手、かもしれない。なぜコショウではなく塩こしょうを買ってしまったか分からない。でも、まあ別々に振らなくても塩こしょうだけを振っていればいいわけですから。
・ドレッシング
サラダを食べるなら。コンソメの素と同じく、和風ばかりの味のパターンがかわる。最近は酸っぱくない粉末タイプのものが売っていて便利。トスサラがおいしいよ。
・ごま油
憧れの一品。
・酢
「さしすせそ」のす。酸っぱいのが平気で、冷蔵庫に場所が空いていてたら買おう。家には無い。酢にも種類があるが、無いものの区別はつかない。
・カレー粉
一口大に切ったお肉に付けて焼くだけ。立派なおかずが作れる。あとは、何かに使える、だろ、う。東海地方に住んでるならオリエンタルカレー粉がおすすめ。まったく辛くないのでたくさん使う必要がある。なんじゃそりゃ。
・生姜
胸焼けする。面倒でなければ、生姜チューブではなく、普通の生姜で。香りが違うらしい。すり下ろしたら棒状にして冷凍保存できる。すり下ろすときに手が荒れていると、ミントのごとく手にしみてスースーする。さすが薬味。人によってはこの時に匂いだけで胸焼けしそうになる。手にはしみるわ、胸焼けするわで、チューブでもいい気がする。
・クックドゥとか和えるだけの調味料
わりと便利。一皿作るためだけに新しい調味料を買うと捨てる羽目になる。自炊で大事なのは、何もかも自分で作る必要はないと思えるようになること。個人の好みで買って、割り切れたらそれでいい。
ちなみに、トップバリュのゴマ和えの素と、醤油ラーメンスープの素が結構おいしい。ラーメンスープの素を茹でたモヤシにかけると、むちゃくちゃおいしいサラダができる。ゴマ和えの素は、先に挙げた最低限の調味料でゴマ和えは作れるけど、粉末タイプなのでお弁当に入れるときに汁っ気がなくていい。
<その次>
・小麦粉
買ったはいいが、豆腐ハンバーグの時ぐらいにしか使ってない。あとは、ホワイトソースでも作る?もし買うなら卓上用の容器に入ったものが便利。
・味ぽん
親「CMで唐沢寿明が作ってた豚とキャベツの味ぽん炒め、おいしいから味ぽん買いなさい」
・めんつゆ
一種の合わせ調味料として使えるらしい。いちいち合わせなくていいし、毎回同じ味で作れるとのこと。へえ。だし巻き玉子でも作るのかな。
以上。とりあえず、今のところは。これが6ヶ月、1年となってくるとまた変わるんだろうな。でも、一人暮らしが自炊しようと思ったら一番最初の最低限の調味料で何とかなるから、そこから先は好きに買ったらいい。書かなかったけど、中華の素とか鶏ガラスープの素とかもある。シャンタンとかも。ウェイパーも…?とにかく何かいろいろある。