話題:えっち。
仕事が終わった後、お好み焼き屋に行った時のこと
臨時休業の札が掛かってた
食べに来てねってなメールを夕方受け取ってたから、あれれ?と思って扉に手をかけたんだよ、開かなかったら帰ろうと思って
そしたらその扉が勢いよく開いたもんだから、俺は尻餅をついてしまった
その日はどしゃ降りの雨でね、すぐ立ち上がったつもりだったのだけど、パンツまで濡れた気がした
中から出てきたのはビキニ
驚いたような顔をして「あっごめん、大丈夫〜?」と言いながら俺の尻に手をやって「濡れてるね、乾かさなきゃ」と発して俺の手を取り中に引っ張った
臨時休業となっていたのは、女将さんがバス旅行に行ってしまったからで、そのことを言うのを忘れてたらしい
俺の下半身は予想通りパンツまで濡れていた
ビキニは俺にズボンとパンツを脱ぐよう指示し、それに従うしかなかった俺はバスタオルを持ってきてもらって腰に巻いた
「洗って乾くまで少し時間かかるけど、その時間ある?あるよね?」と俺に言ってんのか独り言なのかわからないくらいの早口でビキニは喋っていた
腹は減っていたが、ビキニが洗濯作業に入ってしまってどうしていいかわからず、冷蔵庫の中から勝手にビールを出して飲み始めた
アルコール摂取は長い間やめていたのだけど、最近は飲まないと眠れなくなってて、飲む量もだんだん増えてきてて、店で飲んでもすぐには眠くならないだろうと思っていた
やや甘かった(^^;)
ビールをコップ半分ほど飲んだ頃、カウンターの向こうに肉じゃがの入った器を発見したので、その上からご飯を勝手によそって肉じゃがが下になった変形肉じゃが丼を作って食べ始めた
これがまた美味でね、これまで食べたことのないような美味さのじゃがいもだったのよ
洗濯場の方に向かって、このじゃがいも、いつものと違うねー!と叫んだのだが返事はなかった
腹が一杯になり、何となくちょっと横になりたくなった俺は、カウンター席から奥の座敷へ移動した
その時にはビールは3本目に入っていた
だけど栓を抜いたのに、もういらないって感じになっていて、不覚にも睡魔の侵入を許してしまっていた
そこで作業を終えたビキニ再登場
「あーん、ずるい!1人で飲み始めて!」と笑顔で言ってたな
え、あなたも飲むの?と聞いたよ
「もちろん!何言ってんのよ‥ブツブツ‥」と声がした
このビキニ、飲むと俺より酷くなるのさ
何が酷くなるってのは、エロエロ大魔神になるんだよ
去年エッチなことになった時も、この女が沢山飲んだからなんだよね(^^;)
あれ以来、ゆったりできる場所では絶対この人には飲まさないようにしてた
なのにこの日は‥
エプロンを外した時にまずテーシャツの膨らみが目に入り、眠いながらもバスタオルを持ち上げるんだな俺のドジョウが
それに気づかれないように腰をくねらせてたらビキニが「暑いの?脱いじゃえば?」と言葉を発した
普段はそういう事は決して言わないんだよこの人は
この時はコップ一杯飲んだか飲まないうちに変身しちゃったんだろね‥
どれくらい寝たのだろうか
少し寒気がしたので目が覚めた
バスタオルが目に入った
俺の目の前にバスタオルを巻いた物体が向こう向きに横たわっていた
恐る恐る下半身の方に目をやると、俺のドジョウがデロリンとその全貌を露わにしていた
(ぎゃー)
つづく