いきなり、戦艦大和の凄絶な戦闘シーンから始まる。

大和建造は秘密裏にされていた。

国際連盟を脱退した日本が、どんな艦なのか報告の義務はないと思うけど。

ただ、建造費にまつわる疑惑。

国内問題。

何が何でもやりたい事の国家詐欺。

それを数式で暴く。

主人公の菅田将暉。

難しい関数の数式を黒板に素早く書いていく。

あれ、セリフより覚えるの大変じゃないかな?


戦艦大和って、俺位の世代までは憧れの戦艦。

若い人は知らないけど。

当時の人々にとって、確かに日本の象徴的戦艦だったのだろう。

その戦艦が大した働きもせず沈んだ。

戦闘機主体に移り変わる戦争の形態の変化を読めなかった首脳陣の責任。

後付けの理屈で大和建造の正当性を語る場面も。



莫大な予算を兵器に使って欲しくない。

戦争の形態はあれから更に進化した。

アメリカでも多量のミサイルを防ぐ防衛能力はない。

なによりの防衛は戦争をしない事だ。