バトンじゃありませんが、ちょっと親友二人で会話をしてもらいました!
親友同士といえば…そう、男装騎士と泣き虫魔術医です。
…このワードで通じますよね?(笑)
結構がっつりおしゃべりしてるので、ネタバレもありです。
本編をまだ読み終わっていないかたは、ご注意くださいませ。
準備ができたという方は、追記からどうぞー!
お題配布元 あなぐら様→
http://99.jpn.org/ag/
[--] ようこそいらっしゃいました。お2人とも、今日はよろしくお願いします。
フィア(以下フィ)「よろしく頼む」
アル「宜しくお願いしますっ」
[01] お名前をひとりずつお願いします。
フィ「フィアだ。フィア・オーフェス」
アル「アルです!アル・リフォードですー」
[02] お2人の関係と、出会いを教えてください。
フィ「関係って言ってもな……親友ってテーマで呼ばれてるんだが」
アル「あはは。そうだね。でも、強いてあげるなら、騎士としての仲間?じゃない?」
フィ「なるほど。確かにな……で、出会いだが……」
アル「フィアはずっと僕のこと知ってたんだよね?僕もフィアのことは知ってたけど……」
フィ「そうだな。騎士団入団試験で姿を見たのが最初だ。だが、あの時は会話はしなかったな」
アル「うん。初めて会話をしたのは、やっぱりあの月の日かな?」
フィ「だな。俺がルカと剣術の訓練をしてて、それが終わった後魔術を当てた木の上にアルがいた」
アル「それで僕が落ちてきたんだよね」
フィ「あの時はすまなかったな」
アル「ううん。気にしてないよ」
[03] お2人はいつごろから親友なのでしょうか?
フィ「その時から、かな」
アル「そうだね。結構あの時、深い話したし」
フィ「お前が騎士団やめようと思ってる、って言いかけたからな」
アル「それをフィアがとめてくれたんだよね」
フィ「……止めたわけじゃない。ただ、もう少し頑張ってみたらどうだ、といっただけだ」
アル「素直じゃないなぁ……僕は、そのことにすごく感謝してるよ」
[04] 初めて出会った時の第一印象は、お互いどう言うものでしたか?
フィ「見た時は"こいつが騎士で大丈夫か?"と心配になったな」
アル「い、言われると思った……」
フィ「事実だ。でも、実際話をしてみて、芯が強いしっかり者だと分かったから、その不安も消えたけど」
アル「ふふ…ありがとう」
フィ「で?お前の俺に対する印象は?」
アル「綺麗な人だなあ、って」
フィ「な……」
アル「だってそうでしょ?すごく綺麗で強くて素敵な人だなぁって思った」
フィ「…………」
アル「フィア、照れてるの?」
[05] 1番始めに相手のことを尊敬した、もしくはいい人だなと思ったことはどんなことですか?
フィ「訓練中にどれだけ叱られてもめげない姿を見た時、だな」
アル「あはは……そこかぁ」
フィ「事実だろう。叱られてやめる騎士がどれだけ多かったことか」
アル「まぁね……先輩たちの御叱りはなかなかきついし」
フィ「それにめげないアルが純粋にすごいと思った」
アル「ありがとう。僕も似たような感じだな。変な噂流されても、毅然としててすごいって思った」
フィ「変な……あぁ、あれか」
アル「フィアがルカ様の権限で試験をパスしたって噂だよ」
フィ「あいつの権力を笠に着ようなんて思ったことは一度もない」
アル「フィアらしいよ。そういうところ、好きだな」
フィ「……ありがとう」
[06] 相手の長所と短所を教えてください。
フィ「長所はいくらでも見つかるな。優しくて、何事にも一生懸命取り組むいい子だ」
アル「へへ、そんなこと言われると、照れるなぁ……」
フィ「短所を上げるとすれば、お人よしすぎるところだな」
アル「それ、短所?」
フィ「お人よしすぎて、周りに騙されはしないかと不安なんだよ」
アル「そんなことないと思うけどなぁ……フィアは、強くて優しいところが長所だと思うよ」
フィ「……買いかぶりすぎじゃないか?」
アル「そんなことないって。僕は本気でそう思うよ??」
フィ「……そうか」
アル「フィアの短所は、他人に全然頼らないこと!!」
フィ「…………」
アル「何でも自分一人でやるなんて無理なんだからさぁ……」
フィ「……わかった」
[07] ケンカをすることはありますか?
フィ「あんまりない、かな」
アル「喧嘩になる要因もないしね」
[08] 相手に何かがあった時、真っ先に駆けつける自信はありますか?
アル「フィアはすぐに来てくれるよ」
フィ「アルも来てくれるじゃないか。俺が、その……」
アル「泣いてる時も、ね」
フィ「!!」
アル「こういうときだけは精神共鳴の力を持っててよかったって思うよ」
[09] お互い、言いたいことは全て言い尽くしている?
フィ「結構言ってる」
アル「そうだね……遠慮とか、する必要ないしね」
フィ「気楽だよ。アルとしゃべるのは」
[10] お互いの「喜怒哀楽」の表情は全てみましたか?
フィ「見た……な。アルは結構表情豊かだから」
アル「僕も見たよ。フィア、僕の前だと結構表情変えてくれるよね?」
フィ「……それだけ、信頼してるということだ」
アル「ありがと。そういってくれてうれしいよ」
[11] お2人にまつわる思い出があれば聞かせてください。
フィ「結構いろいろある、よな……」
アル「うん。一緒に出掛けた場所もたくさんあるしね……」
[12] お2人は普段、どこで何をしてることが多いですか?
フィ「俺もアルも仕事があるから、四六時中一緒ってわけには……」
アル「部隊も違うしね」
フィ「でも、暇なときは二人で中庭にいたりする」
アル「そうだね。二人で一緒にいるときは、中庭にいることが多いかなぁ……」
フィ「花を見るのが好きなんだよ」
[13] 2人で何をしている時が一番楽しいですか?
フィ「特に何も……」
アル「一緒にいるだけで十分だよ?」
フィ「……そうか」
アル「もう、フィアさっきからそればっかりー!!」
[14] 昔と今で変わった所はありますか?
フィア&アル「ない」
アル「あははっやっぱり?」
フィア「変わらないな。お前は」
アル「フィアも変わらないよ。あ、でも前より少しだけ社交的になったかもね?」
[15] 「本当に親友なの?」と、相手を疑いそうになったことはありますか?
アル「……」
フィ「な、なんだよ……」
アル「僕らを置いて、一人で悪魔族と決着着けようとしたときは、思ったな」
フィ「!」
アル「何で頼ってくれないのかなぁ、とかね」
フィ「……ごめん」
アル「もうしないでよ?」
フィ「あぁ、わかった」
[16] お2人の武勇伝をひとつお願いします。
フィ「解けるかわからない、と言われた記憶消去の魔術が解けたこと、かな」
アル「武勇伝かどうか別としてあれはすごかったってジェイド様が言ってたね」
フィ「……よかったよ。お前がすぐに、記憶取り戻せて」
アル「僕も。ほっとしたなぁ……もう二度とあんな目には遭いたくないや」
[17] 周りに自分たちはどう思われていると思いますか?
フィ「……」
アル「何でだまるの?」
フィ「否、ストレートに言ったらアルの気持ちを害するかと」
アル「どういう意味だよぉ……」
フィ「……"親子"或いは"騎士と姫"と思われているからだ」
アル「……アネットさんでしょ」
フィ「あぁ、そうだ」
アル「予想はついてたー」
[18] 「親友」と言う文字の他に自分たちを表すとしたら、どんな文字が似合いそうですか?
アル「仲間?」
フィ「……"家族"が近いかもな。ルカの次に親しい人物はお前だと思っている」
アル「ほんと?やったぁ」
[19] これから先もずっと親友でい続けられそうですか?
フィ「もちろんだ」
アル「訊かれるまでもないよ!」
[20] 最後に、お2人でメッセージを交わしてください。
アル「これからも、ずっと仲良くしてね?フィア」
フィ「あぁ、こちらこそ……いろいろ迷惑かけるかもしれないが」
アル「それは僕の台詞だよー……へへ。改めて言うと照れるね」
フィ「あぁ」
[--] お疲れ様でした
フィ「御疲れ」
アル「ありがとうございましたー!」