話題:The Zombies
7月14日(火)
7月15日(水)
渋谷Duo Music Exchangeで行われた、ゾンビーズのコンサートの報告の続きです
はじめに、現在のゾンビーズのメンバーの紹介です
ロッド アージェント
(Rod Argent):Keyboards,Vocal
コリン ブランストーン
(Colin Blunstone):Lead Vocals
ジム ロッドフォード
(Jim Rodford):Bass
トム トゥーメイ
(Tom Toomey):Guitar
スティーヴ ロッドフォード
(Steve Rodford):Drums
1962年デビュー当時からのオリジナルメンバーは、ロッド アージェントとコリン ブランストーンの二人です
ベースのジム ロッドフォードは、ゾンビーズと同世代のブリティッシュバンド、キンクス(The Kinks)のメンバーで、ゾンビーズ解散後のロッド アージェントのバンド、その名もアージェント(Argent)に参加
ちなみに、ドラムのスティーヴは、ジムの息子さんになります
“ドラ息子”と覚えてくださったり...ゴホゴホ(^^;)
..。+*☆*+。..
初日の7月14日(火)
この日にあったことは
わたしにとって、感謝と慈しみとともに、生涯忘れることがない特別な出来事です
開場時間までは、まだ1時間以上ありました
おせじにも、秩序が良いとは言えない、この慣れない街に不安を感じつつも、これからはじまるコンサートの楽しみのことを色々想像し、心はワクワクして
ただ待つことの嬉しさに先立ち、何もしていなくとも、退屈な感じはまったくありませんでした
そのとき、ふと会場の扉が開き、そこから現れたのは一人の外国人
その人は立ち止まって、たばこを吸いはじめて
そしてスッとこちらを見て、わたしと目が合うと、ニコッと微笑みかけてくれました
その人が、誰だかすぐに理解したわたしは、すかさず持参した「応援の道具」を取り出して、立ち止まったまま、恥ずかしながらそっと掲げました
すると「Oh〜!」と言いながら満面の微笑みで、歩み寄って、こちらに近づいて来てくださった
わたしも近づいて行きました
その人は、手に持っていたタバコをわざわざ口にくわえて、両手であちらから私の手を取ってくれました
ドラムのスティーヴ ロッドフォードさんです(そうです、ベースのジムさんのドラム...息子さんです!^^;)
続いて現れた、ギタリストのトム トゥーメイさんが、その様子を伺うように、こちらに来てくれました!
わたしの手製のプラカードを指差して「笑って」(^^;)下さって、スティーヴさんと同じように握手をして頂き、快く写真も撮ってくれました
この時わたしは、すでに涙があふれていました
そして
まさか
夢にまで見た憧れの二人が
そうです、夢のまた夢
一般庶民の、わたしにとって、それは「夢の世界のひと」です
ボーカルのコリン ブランストーンと、キーボードのロッド アージェントです!
ゾンビーズは1962年に結成されたイギリスのバンドです
1960年代のイギリス
言わずもがなビートルズを急先鋒とした、イギリス人のアーティストが巻き起こした、アメリカから世界中を制覇し、ポピュラー音楽の大変革を遂げた
“English Invasion”
その、時代の大きな波に乗り、溢れんばかりの才能を遺憾なく発揮し、現在も現役で活躍している二人です
お二人とも、仲良く1945年の6月生まれで、70歳です
まさに、わたしにとって、夢の世界の人です
その夢の人と「目を合わせる」日がくるなんて..。+*☆*+。..
こんなに幸せな瞬間を、過去のわたしが、きのうの誰が、予測ができるでしょうか
お二人とも、手は暖かくて、近づいた時、とてもいい匂いがしました(本当です)
「オーラ」とは、ああいう雰囲気のことをいうのですね
綺麗で立派で、その姿はまるで、大きなお人形のようにさえ見えました
歴史のあるイギリスの、伝統の美しい自然と、気高い風の香りがします
趣と気品があり、言葉も本当に優しい方々でした
ボーカルのコリン ブランストーンです
「天使の歌声」そのままのイメージのコリン
70歳の現在も、こんなに清純で純真でいられる人なんて...
わたしはこれからもずっと、貴方の歌を追いかけていきます
ゾンビーズのメインソングライターとして、プレイヤーとして、人として、心から尊敬し憧れるロッド アージェント
ゾンビーズの音楽は、まるで、コリンの強い純真や儚なさを、優しく包み込んでいるかのような、ロッドのピアノやメロトロンやハモンドオルガンがメロディーの中心です
初めて“Odessey And Oracle”を聞いた16歳の時、これは至上の芸術作品だと涙があふれました
ロッドに少しでも近づきたくて、アルバムの曲は、すべてフルートで練習をしました
そのロッドに、フルートのケースにサインをお願いしました
まずは、フルートを吹くのですね...と、暖かく仰って下さり、つぎに優しく頷いて、丁寧に快く了解して、サインを書いてくださいました
..。+*☆..☆
長々と書きつらねた文章は、時間にしてほんの数分でしたでしょうか
けれどわたしには、朝靄で包まれた心地よい、長い長い夢のような時でした
けれど、夢ではありませんでした
わたしの部屋の、いつもの場所にさげてあるフルートには
こう書いてあります
With Love
Rod Argent
Arigato!
☆..。。+*☆*+。。..☆
今回の記事には、ゾンビーズの方々の写真だけではなく、見苦しいわたしの写真まで、たくさん掲載しております
しかしながら
このことが、私にとってどんなに特別な出来事であったかと...
ご理解いただけたら幸いです..。+*☆*+。..
さて
次はいよいよ、コンサートの様子をご報告したいと思います!