3巻ともよ見終わりました!達成感!1500ページくらい!
この本を買ったときのイメージより、内容とてもよかったです。思ってたよりずっとよかったです。
今までいろいろ村上春樹の本読んだけど、いちばん「えっ、わかんない」って思うことが多かったです(でもそういうの嫌いじゃないです)。
だから感想とかうまくまとめられないです(文章力がないのもあるけど)
本文からだけど、
一連の出来事はひどく混み入っていて、いろんな人物が登場して、不思議なことが次から次へと起こって、頭から順に考えていくとわけがわからない。でも少し離れて遠くからみれば、話の筋ははっきりしている。
というところでしょうか。全く良さを伝えられないこの残念さ。
村上ワールド全開だけど結構じめじめしています(そんなところもすきです)。内容が複雑なので再読したいです。
3部作品、第1部の泥棒かささぎ編を読みました。
某サイトのレビューにもさっさと2部へというコメントもあったので全部読んでから感想とか書いていこうかなと思います。
今回はたまらなくよかった表現
十時前に雨が降りはじめた。たいした雨ではない。降っているのかいないのかよくわからない程度のかすかな雨だ。でも目をこらして見ると、たしかに雨が降っていることがわかる。世界には雨が降っているという状況と、雨が降っていないという状況があり、そのふたつの状況にはどこかで境界線が引かれなくてはならないのだ。僕はしばらくのあいだ、縁側に腰を下ろして、そのどこかにあるはずの境界線をじっと睨んでいた。
あと個人的に間宮中尉の回想がつらかった。
ということでさっさと2部へ。