2015.3.11 05:49 [Wed]
キラキラのときと記憶
本で読んだフワフワな知識なんだけど、年をとってボケちゃうと一番大切だった時期に意識が戻っちゃうらしい。年配の女性が旧姓じゃないと名前を呼んでも返事をできなかったり。だから70とか80の巻ちゃんが籍入れてからは裕介って呼ばれてたのに、巻ちゃんて呼ばないと返事しなくなる話とか読みたい。
でもそうすると東堂と過ごした晩年が大切じゃないみたいな感じになってしまうからそれは良くない。良くないな…。
だけど人生を振り返ったときに、いちばんキラキラしてたなあって思うのは東堂も巻ちゃんも高校の頃なんじゃないかな。どうかな。
それか、渡英と同時に東堂に関するすべてを日本に置いてきた巻ちゃんと、英国で知り合った人が割りと長い付き合いなのにちらりとも話題に出なかった「トウドウ」という人間が実は巻島裕介の根幹に関わる何か大事な存在だったっていうのをある出来事によって悟るやつ…読みたい…。
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