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廃墟街4・魔女

話題:今日見た夢
一気にダークファンタジーめいた感じになっていたのだが。悪夢めいてて地味に厭な夢だった。


本部・研究室。鼎は催眠療法で廃墟街の遊園地であった過去の記憶を少しずつ思い出している。

「鼎、嫌なら止めてもいいんだぞ?…続けるか?」
「…はい」
鼎は半分眠っているような状態。仮面で見えないが目を閉じてる。
「鼎…遊園地で何があったんだ?イメージしてくれ。楽しかったんじゃないのか…?」
宇崎は優しく語りかける。鼎の中に幼少期の遊園地の記憶が断片的に出てきた。


確かに遊園地は楽しかった。両親が連れて行ってくれたから…。あの頃は栄えていて、賑わいを見せている街だった。
20年以上前になる。私はまだ小学校に上がる前…だったはずだ。


「遊園地から帰る間際…迷子になった…。必死に探した。泣いてた」
鼎はぽつぽつと呟く。
「いつの間にか私は魔女がいる家…のような場所にいた…。怖かった…」
魔女?宇崎は鼎に語りかける。

「『魔女』とは一体何なんだ?鼎は誘拐されたのか?」
「誘拐じゃなかったと思う…。おとぎ話に出てきそうなお婆さんの魔女で、迷子になった私を家に入れてくれた…そこは遊園地じゃなかった…しばらく話をして…『帰りなさい』と言われて家を出たら…遊園地だった。私は帰れた…」

廃墟街は行方不明者が頻発してるが、この『魔女』と関係してるのか?宇崎は催眠を解いた。鼎はまだ横になったまま。


「鼎、お前…昔あそこで行方不明になりかけたんだな…」
「え…?」
「記憶を封印していたんだろう。現に廃墟街の行方不明者は子供ばかりだ。神隠しとも云われている」


「…で、俺ら駆り出されてんのさ?あの遊園地に行ける人間が限られてるからって、室長は人使い荒いよな〜」
御堂は愚痴る。翌日、御堂達5人は再び廃墟街の境界線の三叉路にいた。

「今回の目的は『魔女』だ。神隠しの謎が解けるかもしれない」
「鼎〜そう言うけどさ〜、廃墟街自体謎だらけだろうが。何かあんのかよ?」
御堂は胡散臭げな反応。


彩音は2つの地図を見せた。
「こっちが40年くらい前のこの街の地図。…で、これが囃さんが作成した今の地図。よく見て、道だけは変わっていないのよ」

「遊園地の隣にはホテル街があったのか…。あれ、遊園地の隣に廃ホテルってあったか?」
「今はないぞ。建物だけ数日おきに風景が微妙に変わるような変な街だ。何があってもおかしくない。昨日の見えない壁だってそうだ」
囃が面倒くさそうに説明してる。
「ほら、行くぞ〜」
御堂はだるそうに仕切った。


街の東側。例の廃遊園地。時間帯が午前中なせいか、昨日とは印象が違う。

「囃、廃墟街の建物は微妙に変わるのに、なんで遊園地だけ変わらないんだ?」
「…さぁ?俺もわからん。他にも変わらない場所があるんじゃないの?こんだけ広い街だしな」

鼎は記憶を頼りに廃遊園地を探索する。一部のアトラクションは撤去されてはいたが、ほとんど当時のまま残されていた。
「ミラーハウス…私はここで迷ったんだ…あの時…」


鼎はミラーハウスの前に立ち止まる。記憶が甦る。
ミラーハウスの中で迷って…どうしたんだっけ。いつの間にか魔女がいる家にいた。

「思い出した。ここだ」
「ミラーハウス?ここで小さい頃、迷ったのか?」
御堂は鼎に話しかける。

「おぼろげだが…迷子になった…そうか、鏡か…」
「鼎、1人で中に入るなよ。お前を独りにさせねぇからな。また迷ったらどうすんだ」
「…そうだね」


「鏡?『魔女』は鏡と関係してるのか?鼎」
宇崎は鼎と通信してる。
「おぼろげだが、遊園地のミラーハウスで迷ったことをはっきりと思い出したんだ」
「鼎、まだ入るなよ。ミラーハウス。今浦賀と一緒に映像を検証してるところだから」
「大丈夫だ。まだ建物の前にいる」
「室長、遊園地ははっきりと映ってるのか?他はぼやけていたんだろ?」

囃は気になっている様子。


「今のところ廃墟街ではっきりと映ってるのは遊園地だけだな。街自体が広いから他にもあると予想してる。浦賀もそう言ってたよ」
「なぜか写真写りはいいんですけどねぇ。不可思議な街です」
浦賀がぼそっと付け加えた。

「ミラーハウス、映像見た限りでは普通だぞ。内部は入ってみないとわからないな」
「行けって言うのか!?」
「御堂、落ち着けよ。鼎は小さい頃ここで迷ったと言ってたんだろ?なら、鼎と一緒に行ってやれ。鼎の彼氏としてな」
「何言ってんだよ!?室長、ぶっちゃけないでー!」


御堂はあたふたしてる。鼎は横でクスッと笑う。仮面に隠れて表情は見えないが。これ、完全に組織公認みたいなもんじゃん!?

囃は御堂をからかう。
「和希〜、お前顔真っ赤だぞ。ピュアか?」
「うるせぇな!とにかくミラーハウスに入るぞ。怪しすぎる」
「2人だけってなんか嫌な感じがするんで、俺も行くー!」
「晴斗…遊びじゃねぇんだぞ」


なんだかんだあって3人はミラーハウスの中へ。囃と彩音は外で待つことに。

「駒澤は前から気づいていたのか?御堂と紀柳院のこと」
「御堂さん、わかりやすいんだもん。口は悪いけど、鼎のことすごい心配しているし。あの2人、先輩後輩だったから繋がりが強いんだよね。…ま、私は鼎とは御堂さんと合う前から知り合いだったんですが」

「紀柳院と駒澤は知り合いレベルじゃないでしょ。どう見ても親友…」
「やっぱり囃さん、鋭いな〜」


ミラーハウス内部。廃墟の割には内部は意外と綺麗。晴斗は早速額を鏡にぶつけた。

「いってぇ!」
「晴斗、気をつけろよ〜。床見りゃ順路がわかるだろうが」


鼎は鏡に映る自分の姿にハッとする。無機質な仮面姿の自分がいる…。
あの時ミラーハウスで迷った後、魔女の家でもてなされた。魔女は私にお菓子や飲み物を出してくれた。

確か帰り際…魔女のお婆さんは子供サイズの白いお面(仮面)を私の顔に無理やり被せたような…。私は嫌がって面を外したんだ。
そして魔女は何か言ってたような気がする。警告だったような。

「お前は大人になる前に素顔を見せられなくなるだろう」


鼎はうずくまっていた。あの警告は当たっていた…。


私は高校時代に怪人による例の事件に巻き込まれ、全身火傷を負った。顔は大火傷で今も人前では素顔を見せられない。

仮面生活を強いられている…。


「鼎、どうした!?大丈夫か!?」

御堂は必死に声を掛ける。鼎はガクガクと震えていた。
「私は警告されたんだ…魔女に。警告は当たっていた…」
「警告ってなんだよ!?」
「『大人になる前に素顔を見せられなくなるだろう』と魔女に告げられたのを思い出した…」


「御堂さん、このミラーハウス…出れないよ!?」
「閉じ込められた!?晴斗、鏡を割れ!」
「わかった!」
晴斗は装備していた銃で鏡を次々割る。ここは廃墟だ、出られるはずなのだが…。


外で待ってる2人は異変に気づいた。

「出てこないね」
「何かあったんじゃねーの!?鏡を割る音が聞こえてるな…」


囃は通信してみた。

「何があった!?」
「囃、よくわからないけど閉じ込められたみてー。今、晴斗が鏡割って出口作ってるからまだかかるわ」
「御堂さん、鼎は無事!?」
「嫌なことを思い出したみたいでな…ずっと震えてるよ。今は少し落ち着いた。武器あんだから心配すんなって」

3人は無事に脱出出来るのか?



いきなり出てきた魔女。いや…魔女ってなんだよ!?すぎる。
悪夢じみてたのは魔女にもてなされた後の警告。幼い悠真=鼎には相当怖かったかもしれない。無理やり白いお面被せられる描写がなー。


そりゃ嫌がるわ…。


鏡が魔女の家?との境界線かもしれない。廃墟街のヘンテコ度合いが極まってきた…。
魔女のお婆さんは街の主かもわからん。


幼少期の悠真(=鼎)が遊園地のミラーハウスで迷子になる→いつの間にか魔女の家でもてなされる→最後に警告されるって、地味に怖いよ。

しかも警告当たってる。


魔女の家はおとぎ話に出てきそうな感じですた。暖炉とかもある。ファンタジーの魔女ですな。

スパイダーとアスタコ

話題:おはようございます。
昨日の拍手7個ありがとうございます。さっきまで風呂掃除してました。


昨夜見たKINGモンスター、重機萌えしてしまったではないかっ!
スパイダーとアスタコに。アスタコってスペイン語で『ザリガニ』という意味なんだな。知らなかった…。

最後の最強ガスバーナー、ヤベェとなりましたが。気球もヤバいと思いましたが。
ペットボトルロケットのところで宇宙兄弟のテーマ曲使われてたね〜。宇宙兄弟のテーマ曲、意外とテレビ番組で使われる頻度が高いよな…。

ロケットや宇宙絡みのシーンで。


KINGモンスターのロケ地、特撮でお馴染みの岩船山と採石場が出てきた時点でテンション上がってしまった…。いつもの場所やん!
採石場はいつもの採石場じゃなかったみたいだが、とにかくテンションは上がった!



最近、食欲がぶっ壊れています。食欲の秋だからだろうか?
昨日、叔母から貰ったぶどう少し部屋に持って行きましたが、ぶどう美味い。品種なんだろ?マスカットとレッドグローブっぽいが、マスカットだけ少し持って行きました。

ぶどう赤白両方な上に量多いからヤバい。下手したらおかんに全部食われるんで、少量部屋に持って行ったわけ。


おかんは深夜近くにも何かしら食ってるんで、親父には呆れられている…。



悪夢を見た。厭な夢だった。

今日の楽しみはオリバーな犬だよ。5話どうなるんだ!?

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