【更新日】
最新→2013/01/01




管理人の本体である、
当方「夏輝 志乃」の作品


※【死霊狩りの犬】に繋がる過去のアナザーストーリーです、この話しでは鬱展開がメインとなっております。

 鬱展開に心苦しい方は、回れ右で優しめの【死霊狩りの犬】へドウゾ!大丈夫な方々は是非今後宜しくお願い致します。

【本編】



【輪廻】
幾度も生死を繰り返すことを意味する、魂は巡り廻って再び生まれ変わるのだそうだ。


【虫の壺】
異国の賭事に実在したゲームである。
 1つの壺に無数の虫を入れ土に埋め、数ヶ月してから掘り出し生きている虫が一番強いとされていた。
 しかし虫も異様な空間で生き残ってきたため、その魂は怨みに染まっているという。






【主人公】
[名前]
輪崎 廻々(リンザキ ネネ)
[性別/年齢/身長/体重]
女性 20歳 158cm 42kg
[性格/容姿/生い立ち]
生まれながら内気な性格で他人と上手く接する事が出来ない、しかし容姿は特別優れており生きた芸術品。
 日本人らしい長い黒髪に漆黒の瞳、肌は雪のように白く華奢な体格。
 このように独特な容姿には不釣り合いな性格を持つ彼女は、異端だと周りから気味悪く思われていた。
 また本人も怪我をしても治癒が異常に早いという、自身の体をも恐ろしく感じているようだ。
 彼女の悩みは“幼い頃より毎日同じ悪夢を見続けている”事、自分と瓜二つの人間が殺人を繰り返す悪夢…1日たりとも悪夢は休ませてはくれない。
 最近は夢の中の自分が、自分に語りかけてくるのだと恐怖を抱きながら生きている。
 『再び殺戮を繰り返しましょう、私は貴女…貴女は私……同じ魂が辿る運命なんて、所詮変えられないものなの。
 早く始めましょうよ?真っ赤に染まる楽しい終祭りを。』


【輪廻の前世】
[名前]
流崎 輪廻(ルイサキ リンネ)
[性別/年齢/身長/体重]
女性 20歳 163cm 54kg
[性格/容姿/生い立ち]
人生の全てを殺戮に費やした残酷非道な殺人者、あらゆる殺害方法を編み出し実行してきた。
 膝下まで伸ばした長い黒髪に深い闇色の瞳、白く透き通るような肌に小柄な背丈。
 物心がついた頃に親に売られ、同性愛者に飼われるように調教を受けさせられていた。
 彼女の心は一度たりとも屈することなく下克上の機会を窺っていた、機会はいつものように愛でられる夜に起こる…彼女は自分に繋げられていた首輪の鎖を利用して、飼い主を殺害。
 性奴隷から解放された彼女は真っ先に両親に会いに行き、2人と暮らしていた実弟の計3人を金を餌に元飼い主の豪邸に招き入れる。
 食事に睡眠薬を混入させ3人を眠らせたあと、かつて自分が監禁されていた牢屋に放置し、どの様に死ぬかを観察。
 其処で彼女は殺害の快楽を得る…。




【運命の歯車】
[名前]
鷹神 昴(タカガミ スバル)
[性別/年齢/身長/体重]
男性 15歳 170cm 60kg
[性格/容姿/生い立ち]
生まれながらに異端とされる容姿を持ち気味悪がられ散々実験台にさせられてきた、銀色の短髪に金と紅のオッドアイを持つ少年。
 性格は淡々としていて現実に冷めた感情しか抱けずにいる、実験台に関しても己に「仕方ない」という諦めで済ませていた。
 輪崎と出逢ってからというものオッドアイは“見えてはならないモノが見える”目になってしまう、彼は輪崎を恨んでいるのだろうか。



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